ドキサプラム塩酸塩水和物注射液
英語:doxapram hydrochloride hydrate
ドプラム注射液400mg / 141.0円
20mg1mLバイアル
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<効能共通>【2.1】てんかん及び他の痙攣状態〔症状を悪化させるおそれ〕【2.2】呼吸筋・胸郭・胸膜などの異常により換気能力の低下している者〔本剤の効果が期待できず,レスピレータによる補助が必要である。[9.1.2参照]〕【2.3】重症の高血圧症及び脳血管障害〔過度の昇圧,脳血管収縮・脳血流の減少を起こすおそれ。[9.1.6参照]〕【2.4】冠動脈疾患,明瞭な代償不全性心不全〔頻脈・不整脈を起こすおそれ。[9.1.4参照]〕【2.5】新生児,低出生体重児(早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)の患児を除く)〔[9.7.2参照]〕【2.6】本剤(成分)に過敏症の既往歴 <早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)>【2.7】壊死性腸炎又はその疑い〔壊死性腸炎が悪化又は発症するおそれ。[11.1.2,13.1.2参照]〕
次の状態における呼吸抑制並びに覚醒遅延/麻酔時,中枢神経系抑制剤による中毒時。遷延性無呼吸の鑑別診断。急性ハイパーカプニアを伴う慢性肺疾患。キサンチン製剤による治療で効果不十分の早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作)。
麻酔時0.5~1mg/kgを徐々に静注。必要により5分間隔で通常量を投与,総量2mg/kgまで。点滴静注の場合は,約5mg/分で投与開始,状態により注入速度を適宜調節。総量5mg/kgまで。中枢神経系抑制剤による中毒時0.5~2mg/kgを徐々に静注。初回投与に反応があれば,維持量として必要により通常量を5~10分間隔で投与,1~2時間間隔で繰り返す。点滴静注の場合,症状により1~3mg/kg/時で投与。遷延性無呼吸の鑑別診断1~2mg/kg,静注。慢性肺疾患1~2mg/kg/時の速度で点滴静注,1日最大量2400mg。原発性無呼吸初回量1.5mg/kgを1時間かけて点滴静注。その後維持量0.2mg/kg/時の速度で点滴静注。効果不十分の場合,0.4mg/kg/時まで適宜増量。
I効能共通:【11.1.1】興奮状態(6.1%),振戦(1.1%),間代性痙攣,筋攣縮,テタニー,声門痙攣〔減量,投与速度の低減,休薬など適切な処置を行う〕 II早産・低出生体重児における原発性無呼吸(未熟児無呼吸発作):【11.1.2】壊死性腸炎,胃穿孔,胃腸出血〔直ちに投与中止。[2.7,9.7.3,13.1.2参照]〕
なし