ファリーダック
Farydak

剤型一覧

製造販売元

ノバルティスファーマ

一般的名称

パノビノスタット乳酸塩カプセル
英語:panobinostat lactate

販売名 / 薬価

ファリーダックカプセル15mg  / 55,892.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

15mg1カプセル

基本情報
最終更新日時:2024年5月8日13時29分

警告

【1】本剤の投与は,緊急時に十分対応できる医療施設において,造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される患者のみに行うこと。また,治療開始に先立ち,患者またはその家族に有効性及び危険性を十分に説明し,同意を得てから投与を開始すること【2】本剤の使用にあたっては,治療初期は入院またはそれに準ずる管理の下で適切な処置を行うこと。また,添付文書等を熟読すること

効能・効果

再発又は難治性の多発性骨髄腫。

用法・用量

ボルテゾミブ及びデキサメタゾンと併用。1日1回20mg,週3回,2週間(1,3,5,8,10,12日目)経口投与。その後9日間休薬(13~21日目)。この3週間を1サイクルとし繰り返す。状態により適宜減量。

重大な副作用・国内1

【1】重度の下痢(18.9%)〔電解質異常,脱水等の異常が認められた場合には,休薬,減量又は中止〕【2】脱水症状(2.6%)〔休薬,減量又は中止〕【3】血小板減少症(55.9%),貧血(26.5%),好中球減少症(23.6%)〔定期的に血液検査を行う。異常が認められた場合には,休薬,減量又は中止〕【4】胃腸出血(1%),肺出血(0.3%)〔胃腸出血,肺出血等が発現。定期的に血液検査を行う。異常が認められた場合には,休薬,減量又は中止〕【5】肺炎(8.4%),敗血症(0.8%)〔細菌,真菌,ウイルス又は原虫による重篤な感染症(肺炎,敗血症等)が発現。また,B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎が発現。休薬,減量又は中止〕【6】QT間隔延長(1.3%)〔定期的に心電図検査を行う。異常が認められた場合には,休薬,減量又は中止〕【7】頻脈性不整脈(心房細動,心室性頻脈,頻脈等)(5.5%),心筋梗塞(0.3%),心不全(0.3%),狭心症〔心障害が発現。休薬,減量又は中止〕【8】肝機能障害(9.2%)〔AST(GOT),ALT(GPT),総ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害が発現。定期的に肝機能検査を行う。異常が認められた場合には,本剤の休薬,減量又は中止〕【9】腎不全(1%)〔腎機能障害が発現。尿量減少,血清クレアチニンやBUNの上昇が認められた場合には,休薬,減量又は中止〕【10】肺塞栓症(0.8%),深部静脈血栓症(0.5%)〔静脈血栓塞栓症が発現。休薬,減量又は中止〕【11】低血圧(6.3%),起立性低血圧(4.7%),失神(2.1%),意識消失(0.8%)〔休薬,減量又は中止〕

投与期間制限

なし

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