デスフルラン吸入剤
英語:desflurane
スープレン吸入麻酔液 / 38.7円
1mL
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【2.1】本剤・他のハロゲン化麻酔剤に過敏症の既往歴【2.2】悪性高熱の既往歴又は血族に悪性高熱の既往歴〔悪性高熱が現れやすい〕
全身麻酔の維持。
3.0%の濃度で開始,適切な麻酔深度が得られるよう全身状態を観察しながら濃度調節。通常,濃度7.6%以下。
【11.1.1】悪性高熱〔高炭酸ガス血症の初期症状,筋硬直,頻脈,頻呼吸,チアノーゼ,不整脈及び血圧変動等を伴う重篤な悪性高熱が発現。本剤を使用中,悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は直ちに投与中止。ダントロレンナトリウム水和物の静脈内投与,全身冷却,純酸素での過換気,酸塩基平衡の是正等を行う。なお,本症については麻酔後にもみられることがある。また,本症は腎不全を続発することがあるので,尿量の維持を図る。[9.1.5,9.1.6参照]〕【11.1.2】高カリウム血症〔重篤な不整脈に至る高カリウム血症が発現。特に,筋ジストロフィー(特にデュシェンヌ型筋ジストロフィー)が潜在する患者やスキサメトニウム塩化物水和物が併用されている場合に発生しやすいので注意。[9.1.5,9.1.6参照]〕【11.1.3】重篤な不整脈〔心停止,心室頻拍(torsades de pointesを含む)等が発現。[9.1.3参照]〕【11.1.4】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK増加,血中・尿中ミオグロビン増加等が現れた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による重篤な高カリウム血症,急性腎障害の発症に注意〕【11.1.5】ショック,アナフィラキシー〔血圧低下等異常が現れた場合には投与中止〕【11.1.6】肝機能障害,黄疸〔肝壊死,肝細胞融解性肝炎,AST,ALT等の著しい増加を伴う肝機能障害,黄疸が発現。なお,短期間内に反復投与した場合,その頻度が増すとの報告がある。また,本剤と他のハロゲン化麻酔剤との間に交叉過敏性のあることが報告されている〕【11.1.7】喉頭痙攣〔喉頭痙攣により換気困難な状況に陥る可能性がある。異常が認められた場合には,持続的気道陽圧,筋弛緩剤の使用等を行う。特に,ラリンジアルマスク等の声門上器具使用中に喉頭痙攣が出現し,換気困難となった症例が報告されているため注意〕
なし