セボフルラン吸入剤
英語:sevoflurane
セボフレン吸入麻酔液 / 27.2円
1mL
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【2.1】以前にハロゲン化麻酔剤を使用して,黄疸又は原因不明の発熱がみられた者〔同様の症状が現れるおそれ〕【2.2】本剤(成分)に過敏症の既往歴
全身麻酔。
導入酸素又は酸素・亜酸化窒素混合ガスとで導入。睡眠量の静脈麻酔剤を投与し,酸素又は酸素・亜酸化窒素混合ガスとでも導入可。導入濃度0.5~5.0%。維持患者の臨床徴候を観察しながら酸素・亜酸化窒素と併用し,最小有効濃度で外科的麻酔状態を維持。通常維持濃度4.0%以下。
【11.1.1】悪性高熱〔原因不明の終末呼気二酸化炭素濃度上昇・頻脈・不整脈・血圧変動,過呼吸,二酸化炭素吸収剤の異常過熱・急激な変色などの初期症状,急激な体温上昇,筋強直,血液の暗赤色化(チアノーゼ),発汗,アシドーシス,高カリウム血症,心停止,ミオグロビン尿(ポートワイン色尿)等を伴う重篤な悪性高熱が発現。本剤を使用中,悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は直ちに投与中止。ダントロレンナトリウム水和物の静脈内投与,全身冷却,純酸素での過換気,酸塩基平衡の是正などを行う。なお,本症については麻酔後にもみられることがある。また,本症は腎不全を続発することがあるので,尿量の維持を図る。[9.1.2,9.1.3,9.1.6,9.1.7参照]〕【11.1.2】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現。これに伴って高カリウム血症,心停止,また急性腎不全等の重篤な腎障害が発現。[9.1.7参照]〕【11.1.3】ショック,アナフィラキシー〔血圧低下,頻脈,皮膚発赤,蕁麻疹,気管支喘息様発作,全身紅潮,顔面浮腫等異常が現れた場合には投与中止〕【11.1.4】痙攣,不随意運動〔周術期に痙攣,不随意運動(主としてミオクロヌス様)が発現。減量又は投与中止,あるいは他剤を併用。[9.1.4参照]〕【11.1.5】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT等の著しい上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.6】重篤な不整脈〔心停止,完全房室ブロック,高度徐脈,心室性期外収縮,心室頻拍(torsade de pointesを含む),心室細動が発現。減量又は投与中止,除細動,心肺蘇生等を行う。[9.1.5参照]〕
なし