基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】本剤(成分)・スルホンアミド系薬剤に過敏症の既往歴【2.2】無尿〔本剤の排泄遅延により副作用が強く現れるおそれ〕【2.3】急性腎不全〔[9.2.1参照]〕【2.4】肝硬変等の進行した肝疾患又は高度の肝機能障害〔[9.3.1参照]〕【2.5】高クロール血症性アシドーシス,体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している者,副腎機能不全・アジソン病〔電解質異常が増悪されるおそれ。[11.1.1参照]〕【2.6】慢性閉塞隅角緑内障には長期投与しない〔緑内障の悪化が不顕性化されるおそれ〕

効能・効果

緑内障,てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加),肺気腫による呼吸性アシドーシスの改善,心性浮腫,肝性浮腫,月経前緊張症,メニエル病,メニエル症候群。睡眠時無呼吸症候群。

用法・用量

緑内障1日250~1,000mg,分割経口投与。てんかん1日250~750mg,分割経口投与。肺気腫による呼吸性アシドーシスの改善,心性浮腫,肝性浮腫1日1回250~500mg,経口投与。月経前緊張症1日1回125~375mg,月経前5~10日間又は症状発現日から経口投与。メニエル病,メニエル症候群1日1回250~750mg,経口投与。睡眠時無呼吸症候群1日250~500mg,分割経口投与。以上,年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】代謝性アシドーシス,電解質異常〔代謝性アシドーシス,低カリウム血症,低ナトリウム血症等の電解質異常が発現。[2.5,8.1,9.1.3,9.1.4,9.8参照]〕【11.1.2】ショック,アナフィラキシー〔不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗,血圧低下,呼吸困難,蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.3】急性呼吸窮迫症候群,肺水腫〔急速に進行する呼吸困難,低酸素血症,両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には投与中止〕【11.1.4】再生不良性貧血,溶血性貧血,無顆粒球症,骨髄機能低下,白血球減少,血小板減少,血小板減少性紫斑病〔再生不良性貧血,溶血性貧血,無顆粒球症(前駆症状として発熱,咽頭痛,インフルエンザ様症状等が現れる場合がある)の重篤な血液障害,また,骨髄機能低下,白血球減少,血小板減少,血小板減少性紫斑病等が発現。[8.2参照]〕【11.1.5】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)〔発熱,紅斑,掻痒感,眼充血,口内炎等が現れた場合には投与中止〕【11.1.6】急性腎障害,腎・尿路結石〔血尿,結晶尿,乏尿等が現れた場合には投与中止〕【11.1.7】精神錯乱,痙攣〔精神錯乱,痙攣等の中枢神経症状が発現〕【11.1.8】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,ALP等の上昇を伴う肝機能障害や黄疸が発現〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。