コンサータ
Concerta

投与期間制限有

剤型一覧

製造販売元

ヤンセンファーマ

一般的名称

メチルフェニデート塩酸塩徐放錠
英語:methylphenidate hydrochloride

販売名 / 薬価

コンサータ錠36mg  / 280.5円

規格単位(薬価が適用される単位)

36mg1錠

基本情報
最終更新日時:2024年7月5日12時37分

警告

【1.1】本剤の投与は,注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の診断,治療に精通し,かつ薬物依存を含む本剤のリスク等について十分に管理できる,管理システムに登録された医師のいる医療機関及び薬剤師のいる薬局において,登録患者に対してのみ行う。また,それら薬局においては,調剤前に当該医師・医療機関・患者が管理システムに登録されていることを確認した上で調剤を行う【1.2】本剤の投与にあたっては,患者(小児の場合には患者又は代諾者)に対して,本剤の有効性,安全性,及び目的以外への使用や他人への譲渡をしないことを文書によって説明し,文書で同意を取得する

禁忌

【2.1】過度の不安,緊張,興奮性のある者〔中枢神経刺激作用により症状を悪化させるおそれ〕【2.2】閉塞隅角緑内障〔眼圧を上昇させるおそれ〕【2.3】甲状腺機能亢進〔循環器系に影響を及ぼすおそれ〕【2.4】不整頻拍,狭心症〔症状を悪化させるおそれ〕【2.5】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.6】運動性チック,Tourette症候群又はその既往歴・家族歴〔症状を悪化・誘発させるおそれ〕【2.7】重症うつ病〔抑うつ症状が悪化するおそれ〕【2.8】褐色細胞腫〔血圧を上昇させるおそれ〕【2.9】モノアミンオキシダーゼ(MAO)阻害剤を投与中又は投与中止後14日以内〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】MAO阻害剤(セレギリン<エフピー>,ラサギリン<アジレクト>,サフィナミド<エクフィナ>)〔[2.9参照]〕〔高血圧クリーゼ等の重篤な副作用発現のおそれ。MAO阻害剤を投与中又は投与中止後14日以内の者には本剤を投与しない/脳内モノアミン総量が増加する〕

効能・効果

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)。

用法・用量

18歳未満初回18mg,維持量18~45mgとし,1日1回朝経口投与。1日54mgまで。18歳以上初回18mg,1日1回朝経口投与。1日72mgまで。以上,増量が必要な場合,1週間以上の間隔をあけて1日9mg又は18mg,増量。症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

本剤投与前に他のメチルフェニデート塩酸塩製剤を服用している場合,初回量は18歳未満18~45mg,18歳以上18~72mgの範囲で決定。ただし本剤又は他のメチルフェニデート塩酸塩製剤の服用を1ヶ月以上休薬後,本剤を服用する場合は初回量18mg。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】剥脱性皮膚炎〔広範囲の皮膚の潮紅,浸潤,強い掻痒等の症状が発現〕【11.1.2】狭心症【11.1.3】悪性症候群(Syndrome malin)〔発熱,高度の筋硬直,CK上昇等が発現。体冷却,水分補給等を行う〕【11.1.4】脳血管障害(血管炎,脳梗塞,脳出血,脳卒中)【11.1.5】肝不全,肝機能障害〔肝不全(急性肝不全等),肝機能障害が発現〕

投与期間制限

30日分を限度

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