プロプラノロール塩酸塩錠
英語:propranolol hydrochloride
インデラル錠10mg / 10.1円
10mg1錠
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【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】気管支喘息,気管支痙攣のおそれ〔気管支を収縮し,喘息症状が誘発又は悪化するおそれ〕【2.3】糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス〔アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれ〕【2.4】高度又は症状を呈する徐脈,房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群〔これらの症状が悪化するおそれ〕【2.5】心原性ショック〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.6】肺高血圧による右心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.7】うっ血性心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.8】低血圧症〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.9】長期間絶食状態〔低血糖症状を起こしやすく,かつその症状をマスクし,発見を遅らせる危険性がある〕【2.10】重度の末梢循環障害(壊疽等)〔症状が悪化するおそれ〕【2.11】未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔[7.,9.1.7参照]〕【2.12】異型狭心症〔症状が悪化するおそれ〕【2.13】リザトリプタン安息香酸塩を投与中〔[10.1参照]〕
【10.1】リザトリプタン安息香酸塩<マクサルト>〔[2.13参照]〕〔リザトリプタンの消失半減期が延長,AUCが増加し,作用が増強するおそれ。本剤投与中あるいは本剤投与中止から24時間以内にはリザトリプタンを投与しない/メカニズムは解明されていないが,本剤がリザトリプタンの代謝を阻害する可能性が示唆されている〕
軽症~中等症の本態性高血圧症。狭心症。褐色細胞腫手術時。期外収縮(上室性・心室性),発作性頻拍の予防,頻拍性心房細動(徐脈効果),洞性頻脈,新鮮心房細動,発作性心房細動の予防。片頭痛発作の発症抑制。右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制。
右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制:ファロー四徴症等を原疾患とする右心室流出路狭窄による低酸素発作を起こす患者に投与。
本態性高血圧症成人1日30~60mgより投与開始,効果不十分な場合は120mgまで漸増,1日3回分割経口投与。狭心症,褐色細胞腫手術時成人1日30mgより投与開始,効果不十分な場合は60mg,90mgと漸増,1日3回分割経口投与。期外収縮(上室性・心室性),発作性頻拍の予防,頻拍性心房細動(徐脈効果),洞性頻脈,新鮮心房細動,発作性心房細動の予防成人1日30mgより投与開始,効果不十分な場合は60mg,90mgと漸増,1日3回分割経口投与。小児1日0.5~2mg/kg,低用量から開始し,3~4回分割経口投与。効果不十分な場合は1日4mg/kgまで増量可。1日量90mgまで。以上,年齢・症状により適宜増減。片頭痛発作の発症抑制成人1日20~30mgより投与開始,効果不十分な場合は60mgまで漸増,1日2~3回分割経口投与。右心室流出路狭窄による低酸素発作の発症抑制乳幼児1日0.5~2mg/kg,低用量から開始し,3~4回分割経口投与。症状により適宜増減。効果不十分な場合は1日4mg/kgまで増量可。
褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者にはα遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用。
【11.1.1】うっ血性心不全(又はその悪化),徐脈(1.6%),末梢性虚血(レイノー様症状等),房室ブロック,失神を伴う起立性低血圧【11.1.2】無顆粒球症,血小板減少症,紫斑病【11.1.3】気管支痙攣(1%),呼吸困難(0.2%),喘鳴〔減量又は投与中止。必要に応じてβ2作動薬を用いる〕
なし