基本情報
最終更新日時:2024年8月7日14時8分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス〔アシドーシスに基づく心収縮力の抑制を増強させるおそれ〕【2.3】高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(II,III度),洞房ブロック〔症状を悪化させるおそれ。[9.1.6参照]〕【2.4】心原性ショック〔心機能を抑制し,症状を悪化させるおそれ〕【2.5】肺高血圧による右心不全〔心機能を抑制し,症状を悪化させるおそれ〕【2.6】うっ血性心不全〔心機能を抑制し,症状を悪化させるおそれ〕【2.7】未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔[7.,9.1.7参照]〕【2.8】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症)。腎実質性高血圧症。狭心症。

用法・用量

本態性高血圧症1日1回5~10mg,経口投与。最高量1日1回20mg。腎実質性高血圧症1日1回5mg,経口投与。最高量1日1回10mg。狭心症1日1回10mg,経口投与。最高量1日1回20mg。以上,年齢・症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者にはα遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】完全房室ブロック,心胸比増大,心不全

投与期間制限

なし

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