基本情報
最終更新日時:2024年2月14日17時32分

禁忌

【2.1】本剤(成分)・他のβ遮断剤に過敏症の既往歴【2.2】糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス〔本症でみられる心筋収縮力抑制を増強するおそれ〕【2.3】高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群〔心刺激伝導系を抑制し,症状を悪化させるおそれ〕【2.4】心原性ショック,肺高血圧による右心不全,うっ血性心不全〔心筋収縮力を抑制し,症状を悪化させるおそれ〕【2.5】低血圧症〔降圧作用により症状を悪化させるおそれ〕【2.6】重症の末梢循環障害(壊疽等)〔症状を悪化させるおそれ〕【2.7】未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔[7.,9.1.8参照]〕【2.8】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

軽症~中等症の本態性高血圧症,狭心症,頻脈性不整脈。

用法・用量

本態性高血圧症1日60~120mg,3回分割経口投与。効果不十分な場合は240mgまで増量可。狭心症,頻脈性不整脈1日60~120mg,2~3回分割経口投与。以上,年齢・症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者にはα遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】心原性ショック【11.1.2】うっ血性心不全(0.2%),房室ブロック,徐脈(2.4%),洞機能不全【11.1.3】喘息症状の誘発・悪化(0.3%)【11.1.4】肝機能障害,黄疸

投与期間制限

なし

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