【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス〔アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれ〕【2.3】高度又は症状を呈する徐脈,房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群〔これらの症状が悪化するおそれ〕【2.4】心原性ショック〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.5】肺高血圧による右心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.6】うっ血性心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.7】低血圧症〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.8】重度の末梢循環障害(壊疽等)〔症状が悪化するおそれ〕【2.9】未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔[7.,9.1.9参照]〕
本態性高血圧症(軽症~中等症)。狭心症。頻脈性不整脈(洞性頻脈,期外収縮)。
1日1回50mg,経口投与。年齢・症状により適宜増減。最高量は1日1回100mg。
褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者にはα遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用。
【11.1.1】徐脈,心不全,心胸比増大,房室ブロック,洞房ブロック,失神を伴う起立性低血圧【11.1.2】呼吸困難,喘鳴(各0.1~5%未満),気管支痙攣(0.1%未満)【11.1.3】血小板減少症,紫斑病
なし