バイエッタ
BYETTA

剤型一覧

製造販売元

アストラゼネカ

一般的名称

エキセナチドキット(1)
英語:exenatide

販売名 / 薬価

バイエッタ皮下注10μgペン300  / 8,237.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

300μg1キット(10μg)

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡又は前昏睡,1型糖尿病〔輸液及びインスリン製剤による速やかな高血糖の治療が必須となるので,本剤の投与は適さない〕【2.3】重症感染症,手術等の緊急の場合〔インスリン製剤による血糖管理が望まれるので,本剤の投与は適さない〕【2.4】透析患者を含む重度腎機能障害〔[9.2.1,16.6.1参照]〕

効能・効果

2型糖尿病(ただし,食事療法・運動療法に加えてSU剤<ビグアナイド系薬剤又はチアゾリジン系薬剤との併用を含む>を使用しても効果不十分な場合)。

用法・用量

1回5μg,1日2回朝夕食前皮下注。投与開始から1ヶ月以上の経過観察後,状態に応じて1回10μg,1日2回に増量可。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】低血糖(54.2%)〔スルホニルウレア剤との併用により,低血糖症状(脱力感,高度の空腹感,冷汗,顔面蒼白,動悸,振戦,頭痛,めまい,嘔気,知覚異常等)を起こすことがある。低血糖症状が認められた場合,本剤あるいは併用している経口糖尿病用薬を一時的に中止又は減量。また,スルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖症状が現れ,意識消失を来す例も報告。低血糖症状が認められた場合は,糖質を含む食品を摂取。ただし,α-グルコシダーゼ阻害剤との併用時はブドウ糖を投与。[8.6,8.7,9.1.4,10.2,17.1.1,17.1.2参照]〕【11.1.2】腎不全〔腎障害が知られている薬剤を使用している患者又は脱水状態に至る悪心・嘔吐・下痢等の症状のある患者において,急性腎障害,慢性腎不全の悪化,クレアチニン上昇,腎機能障害が現れ透析を必要とする例が報告〕【11.1.3】急性膵炎(0.8%)〔急性膵炎に特徴的な症状(嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛等)に注意。膵炎と診断された場合には,本剤を再投与しない。非常にまれであるが,壊死性又は出血性膵炎あるいは死亡に至るなどの致命的な経過をたどった症例が報告。[8.3,8.4,9.1.2参照]〕【11.1.4】アナフィラキシー反応,血管浮腫【11.1.5】腸閉塞〔高度の便秘,腹部膨満,持続する腹痛,嘔吐等の異常が認められた場合には投与中止。[9.1.3参照]〕【11.1.6】胆嚢炎,胆管炎,胆汁うっ滞性黄疸〔[8.8参照]〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。