テガダームハイドロコロイドライト
TegadermHydrocolloid

剤型一覧

  • テガダーム ハイドロコロイド ライト

製造販売元

スリーエムヘルスケア

一般的名称

局所管理ハイドロゲル創傷被覆・保護材

販売名 / 薬価

テガダーム ハイドロコロイド ライト  / 薬価基準未収載

基本情報
最終更新日時:2014年10月1日14時0分

用法・用量

操作方法又は使用方法等
1. 準備方法
通常の方法で皮膚と創部を清拭し、余分な体毛を除去すること。

2. 貼付方法
(1) 楕円形
1) 創面の状態を考慮し、適当なサイズのドレッシング材(ハイドロコロイド部分が創部の辺縁から2.5cm以上の健常皮膚への粘着面を確保できるもの)を選定する。
2) 滅菌包装を開封し、本品を取り出す。
3) “1”のマークの付いた長方形タブの端をつまみあげて裏ライナー紙からドレッシング材をはがし粘着面を出す。粘着面の創傷接触部位には指でさわらないこと。
4) 粘着面のハイドロコロイド部分の中央を創部に当て、隙間ができないように軽く圧接する。しわにならないように均一な力でフィルムの端に向かってなでつけるようにし、皮膚によく接着させる。
5) 本品の端のフィルム部分がしわにならないようにしながら、“2”と書かれた表ライナー(中央部のタブ)の片方をつまみあげドレッシング材の端に向かって表ライナーをはがす。もう1枚の表ライナーも同じようにはがす。表ライナーは捨てる。
6) “1”のマークの付いた長方形のタブはミシン目に沿って切り捨てる。

(2) 四角形
1) 適当なサイズのドレッシング材(ハイドロコロイド部分が創部の辺縁から2.5cm以上の健常皮膚への粘着面を確保できるもの)を選定し、開封して使用する。必要に応じて適当な大きさに切り取って使用することもできる。
2) 滅菌包装を開封し、本品を取り出す。
3) 裏ライナーをはがし粘着面を出す。
4) 接着面のハイドロコロイド部分を創部に当て、しわにならないように皮膚に接着させる。

3. 交換方法
(1) 適用部位を観察し、以下に該当する場合は本品を交換する。
1) 基材がめくれたり、端がはがれたりしている場合。
2) 湿潤し、変色したハイドロコロイド部分が端部から1cm程度に達した場合、又はハイドロコロイド部分のゲル状物質が既に漏れ出している場合。
(2) 以下の場合は頻繁に適用部位を観察し、上記(1)に相当する場合は交換する。
1) 創からの滲出液の量が多い場合。
2) 患者がかぶれやすい体質の場合。
3) 創部周囲に大きな凹凸があり、創を密封状態に維持しづらい部位に適用する場合。
4) 創部周囲に荷重がかかる場合、あるいは摩擦が生じる場合。
(3) (1)及び(2)以外の場合は、通常最大で7日間で交換する。

4. 剥離方法
ドレッシング材をはがす時は、皮膚を押さえながらドレッシング材の一端を静かに持ち上げ、創の周囲全体を注意深くはがす。次に潰瘍部をはがす。ドレッシング材を折り返すようにして、体毛の根元から毛先の方向に向けてゆっくりはがすようにする。

用法・用量に関連する使用上の注意

重要な基本的注意
1. 本品の使用中に、創に本品が原因と推察される臨床的感染が起きた場合には、直ちに使用を中止し、適切な治療を行なう。また、患者の全身状態の悪化、全身管理の不足等によっても、創に感染症状が現れることがある。感染の兆候に十分注意し、臨床的感染が認められた場合には、原則として直ちに使用を中止し、適切な治療を行なうこと。
2. 本品使用中に皮膚障害と思われる症状が現れた場合には、直ちに使用を中止し、適切な治療を行なうこと。
3. 創周辺部に粘着剤による発赤や滲出液の貯留による浸軟を起こす場合がある。また、皮膚剥離を起こす場合もあるので、本品の使用時には充分な観察を行い、本品の関与が否定できない異常が見られた場合には直ちに使用を中止し、適切な治療を行なうこと。

重大な副作用・国内1

一般的な創傷被覆・保護材の使用における「不具合・有害事象」等
(1) 創の感染症状
(2) 創傷及び周囲の皮膚障害(表皮剥離、浸軟、浮腫、水疱、発赤、びらん、そう痒、アレルギー、接触性皮膚炎)
(3) 固着
(4) 壊死組織の増加
(5) 疼痛

投与期間制限

なし

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