基本情報
最終更新日時:2024年5月8日12時8分

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制。

用法・用量

1日8mg(1回4mgを1日2回)から開始,4週間後に1日16mg(1回8mgを1日2回)に増量し,経口投与。症状により1日24mg(1回12mgを1日2回)まで増量可。増量する場合,変更前の用量で4週間以上投与後に増量。

用法・用量に関連する使用上の注意

【1】8mg/日投与は有効用量ではなく,消化器系副作用の発現を抑える目的なので,原則として4週間を超えて使用しない。【2】中等度の肝障害患者:1日1回4mgから開始,少なくとも1週間投与後,1日8mg(4mgを1日2回)を4週間以上投与し,増量。1日16mgまで。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】失神(0.1%),徐脈(1.1%),心ブロック(1.3%),QT延長(0.9%)〔[9.1.1,9.1.2参照]〕【11.1.2】急性汎発性発疹性膿疱症〔発熱,紅斑,多数の小膿疱等が現れた場合には投与中止〕【11.1.3】肝炎【11.1.4】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には投与中止〕

投与期間制限

なし

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