パルクス
Palux

剤型一覧

製造販売元

大正製薬

一般的名称

アルプロスタジル注射液
英語:alprostadil

販売名 / 薬価

パルクス注10μg  / 1,700.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

10μg2mL1管

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

警告

<動脈管依存性先天性心疾患>本剤投与により無呼吸発作が発現することがあるので,呼吸管理設備の整っている施設で投与する〔[9.7.1,11.1.9参照]〕

禁忌

【2.1】重篤な心不全〔[8.2,9.1.1,11.1.3参照]〕【2.2】出血(頭蓋内出血,消化管出血,喀血等)〔[9.1.5,11.1.6参照]〕【2.3】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.4】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

慢性動脈閉塞症(バージャー病,閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍・安静時疼痛の改善。次の疾患における皮膚潰瘍の改善/進行性全身性硬化症,全身性エリテマトーデス。糖尿病における皮膚潰瘍の改善。振動病における末梢血行障害に伴う自覚症状の改善並びに末梢循環・神経・運動機能障害の回復。動脈管依存性先天性心疾患における動脈管の開存。経上腸間膜動脈性門脈造影における造影能の改善。

用法・用量

動脈管依存性先天性心疾患輸液に混和し,開始時5ng/kg/分で持続静注し,その後は症状により適宜増減して有効最小量とする。経上腸間膜動脈性門脈造影における造影能の改善1回5μg(1mL)を生理食塩液で10mLに希釈,造影剤注入30秒前に3~5秒間で経カテーテル的に上腸間膜動脈内投与。その他1日1回5~10μg(1~2mL)をそのまま又は輸液に混和して緩徐に静注又は点滴静注。症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔蕁麻疹,喉頭浮腫,呼吸困難,チアノーゼ,血圧低下等が認められた場合には投与中止〕【11.1.2】意識消失〔血圧低下に伴い一過性の意識消失が発現。異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.3】心不全,肺水腫〔心不全(増強を含む),肺水腫,胸水が発現。動悸,胸苦しさ,呼吸困難,浮腫等が認められた場合には投与中止。[2.1,8.2,9.1.1参照]〕【11.1.4】間質性肺炎〔間質性肺炎(増悪を含む)が発現。発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常等が認められた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与。[9.1.4参照]〕【11.1.5】心筋梗塞〔胸痛,胸部圧迫感,心電図異常等が認められた場合には投与中止〕【11.1.6】脳出血,消化管出血〔[2.2,9.1.5参照]〕【11.1.7】無顆粒球症,白血球減少,血小板減少【11.1.8】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,ALP,γ-GTP等の上昇を伴う肝機能障害や黄疸が発現〕【11.1.9】無呼吸発作(12.2%)〔新生児に投与した場合,無呼吸発作が発現。減量,注入速度の減速,投与中止。[1.,9.7.1参照]〕

投与期間制限

なし

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