基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)〔抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌が促進し,病態を悪化させるおそれ。[8.1参照]〕【2.3】褐色細胞腫又はパラガングリオーマの疑い〔急激な昇圧発作を起こすおそれ〕

効能・効果

胃潰瘍,十二指腸潰瘍,統合失調症,うつ病・うつ状態。

用法・用量

胃・十二指腸潰瘍1日150mg,3回分割経口投与。症状により適宜増減。統合失調症1日300~600mg,分割経口投与。1日1,200mgまで増量可。うつ病・うつ状態1日150~300mg,分割経口投与。1日600mgまで増量可。以上,年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎障害へと移行し,死亡した例が報告。[9.1.5参照]〕【11.1.2】痙攣(0.1%未満)【11.1.3】QT延長,心室頻拍(torsades de pointesを含む)(各0.1%未満)〔[9.1.2,9.1.3,10.2参照]〕【11.1.4】無顆粒球症,白血球減少(各0.1%未満)【11.1.5】肝機能障害,黄疸(各0.1%未満)〔AST,ALT,γ-GTP,ALPの上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.6】遅発性ジスキネジア(0.1%未満)〔長期投与により,口周部等の不随意運動が現れ投与中止後も持続することがある〕【11.1.7】肺塞栓症,深部静脈血栓症(各0.1%未満)〔肺塞栓症,静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告。息切れ,胸痛,四肢の疼痛,浮腫等が認められた場合には投与中止。[9.1.6参照]〕

投与期間制限

なし

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