ホスミシンS
FOSMICIN-S

効能・効果

<適応菌種>ホスホマイシン感性のブドウ球菌属,大腸菌,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア・レットゲリ,緑膿菌。<適応症>敗血症,急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,膿胸,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,腹膜炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,子宮旁結合織炎。

用法・用量

点滴静注成人1日2～4g,小児1日100～200mg/kg,2回分割,補液100～500mLに溶解し,1～2時間かけて点滴静注。静注成人1日2～4g,小児1日100～200mg/kg,2～4回分割,5分以上かけてゆっくり静注。溶解には(局)注射用水又は(局)ブドウ糖注射液を用い,1～2gを20mLに溶解。以上,年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内１

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー(各0.1%未満)〔胸内苦悶,呼吸困難,血圧低下,チアノーゼ,蕁麻疹,不快感等が現れた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.2】偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)〔腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.3】汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少(各0.1%未満)〔[8.3参照]〕【11.1.4】肝機能障害,黄疸(各0.1%未満)〔[8.3参照]〕【11.1.5】痙攣

投与期間制限

なし