基本情報
最終更新日時:2024年8月7日14時9分

警告

【1.1】劇症肝炎等の重篤な肝障害が主に投与開始6ヶ月以内に発現し,死亡等の重篤な転帰に至る例も報告されているので,投与開始後少なくとも6ヶ月間は必ず,定期的に肝機能検査を行う。また,患者の状態を十分観察し,肝機能検査値の異常,黄疸が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行う〔[8.2,11.1.1参照]〕【1.2】副作用として肝障害が発生する場合があることをあらかじめ患者に説明するとともに,食欲不振,悪心・嘔吐,全身倦怠感,腹痛,下痢,発熱,尿濃染,眼球結膜黄染等が現れた場合には,本剤の服用を中止し,直ちに受診するよう患者に注意を行う〔[8.2,11.1.1参照]〕

禁忌

【2.1】肝障害〔[8.1,9.3参照]〕【2.2】腎結石を伴う者〔尿中尿酸排泄量の増大により,腎結石の症状を悪化させるおそれ〕【2.3】高度の腎機能障害〔[9.2.1参照]〕【2.4】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.5】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

次の場合における高尿酸血症の改善/痛風,高尿酸血症を伴う高血圧症。

用法・用量

痛風1日1回25~50mg,経口投与。その後維持量として1回50mg,1日1~3回経口投与。高尿酸血症を伴う高血圧症1回50mg,1日1~3回経口投与。以上,年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】重篤な肝障害〔劇症肝炎等の重篤な肝障害,黄疸が発現[1.1,1.2,8.2参照]。なお,使用実態下における安全性及び有効性に関する調査において,肝障害(重篤症例)の発現頻度は0.09%(4659例中4例)〕

投与期間制限

なし

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