基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

警告

本剤の投与中に重篤な動・静脈血栓症が発現し,死亡に至った報告がある〔[2.1,8.1,9.1.1,11.1.1参照]〕

禁忌

【2.1】血栓症を起こすおそれの高い次の者〔[1.,8.1,11.1.1参照]〕:1)手術後1週間以内〔[9.1.1参照]〕2)脳梗塞,心筋梗塞,血栓性静脈炎等の血栓性疾患又はその既往歴3)動脈硬化症4)心臓弁膜症,心房細動,心内膜炎,重篤な心不全等の心疾患5)ホルモン剤(黄体ホルモン,卵胞ホルモン,副腎皮質ホルモン等)を投与中〔[10.1参照]〕【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5.1参照]〕【2.3】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.4】診断未確定の性器出血,尿路出血,乳房病変〔病因を見逃すおそれ〕【2.5】重篤な肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.6】高カルシウム血症〔電解質代謝作用等の関与により症状を増悪させるおそれ〕

併用禁忌

【10.1】ホルモン剤(黄体ホルモン,卵胞ホルモン,副腎皮質ホルモン等)〔[2.1参照]〕〔血栓症を起こすおそれが高くなる/ともに血栓症を起こす〕

効能・効果

乳癌,子宮体癌(内膜癌)。

用法・用量

乳癌1日600~1,200mg,3回分割経口投与。子宮体癌(内膜癌)1日400~600mg,2~3回分割経口投与。症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】血栓症〔脳梗塞,心筋梗塞,肺塞栓症,腸間膜血栓症,網膜血栓症,血栓性静脈炎等の重篤な血栓症が発現。[1.,2.1,8.1,9.1.1参照]〕【11.1.2】うっ血性心不全【11.1.3】アナフィラキシー【11.1.4】乳頭水腫〔視力の低下又は消失,眼球突出,複視,片頭痛が急に現れた場合には投与を一時中止。眼科的検査を行う。その結果,乳頭水腫であると診断された場合には投与中止〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。