トスフロキサシントシル酸塩水和物錠
英語:tosufloxacin tosilate hydrate
オゼックス錠75 / 39.1円
75mg1錠
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<効能共通>【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴 <炭疽,コレラ以外>【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5.1,9.5.2参照]〕
<適応菌種>トスフロキサシン感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌(ペニシリン耐性肺炎球菌を含む),腸球菌属,淋菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,炭疽菌,大腸菌,赤痢菌,サルモネラ属,チフス菌,パラチフス菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,コレラ菌,インフルエンザ菌,緑膿菌,バークホルデリア・セパシア,ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア,アシネトバクター属,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ属,アクネ菌,トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)。<適応症>表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの),外傷・熱傷・手術創等の二次感染,乳腺炎,肛門周囲膿瘍,骨髄炎,関節炎,咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性症,慢性症),精巣上体炎(副睾丸炎),尿道炎,胆のう炎,胆管炎,感染性腸炎,腸チフス,パラチフス,コレラ,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,涙のう炎,麦粒腫,瞼板腺炎,外耳炎,中耳炎,副鼻腔炎,化膿性唾液腺炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎,炭疽。
1日300~450mg,2~3回分割経口投与。骨髄炎,関節炎1日450mg,3回分割経口投与。腸チフス,パラチフス1日600mg,4回分割,14日間経口投与。以上,感染症の種類・症状により適宜増減(腸チフス,パラチフスを除く)。重症・効果不十分の場合,1日600mg,経口投与。
【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,浮腫,発赤等)が発現〕【11.1.2】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)【11.1.3】痙攣,意識障害〔痙攣,意識障害(意識喪失等)が発現。[9.1.1参照]〕【11.1.4】急性腎障害,間質性腎炎,腎性尿崩症〔急性腎障害,間質性腎炎,腎性尿崩症等の重篤な腎障害が発現。[8.3参照]〕【11.1.5】肝機能障害,黄疸〔[8.3参照]〕【11.1.6】無顆粒球症,血小板減少〔発熱,咽頭痛,皮下・粘膜出血等が現れた場合には血液検査を実施。異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.7】偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎〔腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.8】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,好酸球性肺炎等が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.9】横紋筋融解症〔急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が発現。筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇が現れた場合には投与中止〕【11.1.10】低血糖〔高齢者,腎障害患者,糖尿病患者で現れやすい〕【11.1.11】大動脈瘤,大動脈解離〔[8.2,9.1.3参照]〕【11.1.12】末梢神経障害〔しびれ,筋力低下,痛み等の症状が認められた場合には投与中止〕【11.1.13】アキレス腱炎,腱断裂等の腱障害〔腱周辺の痛み,浮腫,発赤等の症状が認められた場合には投与中止。[9.8.1参照]〕【11.1.14】精神症状〔幻覚,せん妄等の精神症状が発現〕【11.1.15】重症筋無力症の悪化〔[9.1.2参照]〕
なし