エトキシスクレロール
Aethoxysklerol

剤型一覧

  • エトキシスクレロール1%注射液

製造販売元

カイゲンファーマ

一般的名称

ポリドカノール注射液
英語:polidocanol

販売名 / 薬価

エトキシスクレロール1%注射液  / 15,947.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

1%30mL1瓶

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

警告

本剤による内視鏡的食道静脈瘤硬化療法では,ときにショック等の重篤な副作用が起こることがある〔[2.1,2.5,8.2,9.1.2,11.1.1参照]〕

禁忌

【2.1】ショックあるいは前ショック状態〔ショックによる障害を起こし易い。[1.,2.5,8.2,9.1.2,11.1.1参照]〕【2.2】多臓器障害あるいは播種性血管内凝固症候群(DIC)状態〔全身状態が悪いので障害が起こり易い。[11.1.2参照]〕【2.3】胃潰瘍出血,十二指腸潰瘍出血又は胃びらん出血〔食道静脈瘤塞栓の結果,血行路の変化による胃・十二指腸部出血悪化のおそれ〕【2.4】内視鏡検査が危険と判断される者〔内視鏡的食道静脈瘤硬化療法で障害が起こり易い〕【2.5】重篤な心疾患〔用量依存性の血圧降下作用(心拍数減少,心伝導系抑制作用)によると考えられるショックのおそれ。[1.,2.1,8.2,9.1.2,11.1.1参照]〕【2.6】動脈硬化又は糖尿病性細小血管症〔末梢血管病変が悪化するおそれ〕【2.7】血液凝固阻止剤を使用している者〔血栓形成が抑制・阻害されるおそれ〕【2.8】投与部位並びにその周辺に炎症又は潰瘍〔催炎作用により既存炎症の悪化,また潰瘍部よりの出血のおそれ〕【2.9】妊娠初期(妊娠3ケ月以内)〔[9.5.1,9.5.2参照]〕【2.10】本剤(成分)に過敏症の既往歴〔[8.2,11.1.1参照]〕

効能・効果

食道静脈瘤出血の止血,食道静脈瘤の硬化退縮。

用法・用量

1穿刺あたり1~3mLを食道静脈瘤周囲に注入。状態・病態により適宜増減。1内視鏡治療あたりの総注入量30mL以内。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔喘鳴,呼吸困難,血圧低下,意識消失,全身潮紅,蕁麻疹,血管浮腫(顔面浮腫,喉頭浮腫等)等が発現。[1.,2.1,2.5,2.10,8.2,9.1.2参照]〕【11.1.2】播種性血管内凝固症候群(DIC)(1%未満)〔[2.2参照]〕

投与期間制限

なし

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