シアナミド液
英語:cyanamide
シアナマイド内用液1%「タナベ」 / 5.6円
1%1mL
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【2.1】重篤な心障害〔本剤の投与により増加するアルコール代謝物アセトアルデヒドが悪影響を及ぼすおそれ〕【2.2】重篤な肝機能障害〔[9.3.1,11.1.4参照]〕【2.3】重篤な腎機能障害〔[9.2.1参照]〕【2.4】重篤な呼吸器疾患〔本剤の投与により増加するアルコール代謝物アセトアルデヒドが呼吸機能に抑制的に作用する〕【2.5】アルコールを含む医薬品を投与中〔[8.3,10.1参照]〕【2.6】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕
【10.1】アルコールを含む医薬品(エリキシル剤,薬用酒等)〔[2.5,8.3,8.5参照]〕〔急性アルコール中毒症状(顔面潮紅,血圧下降,悪心,頻脈,めまい,呼吸困難,視力低下)が現れる/シアナミド-アルコール反応を起こす。シアナミドはアルデヒドデヒドロゲナーゼを阻害し,肝でのエタノール代謝を抑制し,アセトアルデヒドを蓄積〕
慢性アルコール中毒・過飲酒者に対する抗酒療法。
断酒療法1日50~200mg(5~20mL),1~2回分割経口投与。節酒療法酒量を清酒で180mL,ビールで600mL程度に抑えるには1日1回15~60mg(1.5~6mL),経口投与。飲酒抑制効果の持続するものには隔日の投与も可。
【11.1.1】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),落屑性紅斑【11.1.2】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。投与中止。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕【11.1.3】再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少【11.1.4】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTP,LDH,ALP,ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害や黄疸が発現。また,長期投与により肝細胞にスリガラス様封入体(ground glass inclusion)が発現。[2.2,8.7,9.3.1,9.3.2参照]〕
なし