ブリリンタ
Brilinta

剤型一覧

  • ブリリンタ錠60mg

製造販売元

アストラゼネカ

一般的名称

チカグレロル錠
英語:ticagrelor

販売名 / 薬価

ブリリンタ錠60mg  / 97.1円

規格単位(薬価が適用される単位)

60mg1錠

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

【2.1】出血している者(頭蓋内出血,消化管出血,尿路出血,喀血,硝子体出血等),血友病〔出血を助長するおそれ〕【2.2】頭蓋内出血の既往歴〔出血を助長するおそれ〕【2.3】中等度・重度の肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.4】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.5】強いCYP3A阻害剤を投与中〔[10.1参照]〕【2.6】強いCYP3A誘導剤を投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)強いCYP3A阻害剤(イトラコナゾール<イトリゾール>,ボリコナゾール<ブイフェンド>,クラリスロマイシン<クラリシッド>,リトナビル<ノービア等>,コビシスタットを含む薬剤<スタリビルド等>,エンシトレルビルフマル酸<ゾコーバ>)〔[2.5,16.7.1参照]〕〔本剤の血小板凝集抑制作用が増強するおそれ/CYP3Aを強く阻害することにより,本剤の代謝が阻害され,本剤の血漿中濃度が著しく上昇〕2)強いCYP3A誘導剤(リファンピシン<リファジン>,リファブチン<ミコブティン>,カルバマゼピン<テグレトール>,フェノバルビタール<フェノバール等>,フェニトイン<アレビアチン等>,セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品)〔[2.6,16.7.2参照]〕〔本剤の有効性が減弱するおそれ/CYP3Aを強く誘導することにより,本剤の代謝が著しく亢進され,本剤の血漿中濃度が著しく低下〕

効能・効果

次のリスク因子を1つ以上有する陳旧性心筋梗塞のうち,アテローム血栓症の発現リスクが特に高い場合/65歳以上,薬物療法を必要とする糖尿病,2回以上の心筋梗塞の既往,血管造影で確認された多枝病変を有する冠動脈疾患,又は末期でない慢性の腎機能障害。

用法・用量

1回60mg,1日2回経口投与。

用法・用量に関連する使用上の注意

アスピリン(維持量81~100mg/日)と併用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】出血(脳出血等の頭蓋内出血(1%),消化器系出血(3.6%)等)〔脳出血等の頭蓋内出血(初期症状:頭痛,悪心・嘔吐,意識障害,片麻痺等),消化器系出血(歯肉出血,直腸出血,出血性胃潰瘍等)等の出血が発現。[8.2参照]〕【11.1.2】アナフィラキシー,血管浮腫〔アナフィラキシー,血管浮腫を含む過敏症状が発現〕【11.1.3】高度な房室ブロック,洞停止等の徐脈性不整脈

投与期間制限

なし

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