マジンドール錠
英語:mazindol
サノレックス錠0.5mg / 172.5円
0.5mg1錠
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【1.1】本剤の主要な薬理学的特性はアンフェタミン類と類似しており,本剤を投与する際は,依存性について留意する。また,海外においては食欲抑制剤の多くで数週間以内に薬物耐性がみられるとの報告がある〔[11.1.1参照]〕【1.2】本剤の適用にあたっては,使用上の注意に留意し,用法及び用量,効能又は効果を厳守する
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】閉塞隅角緑内障〔眼圧が上昇するおそれ〕【2.3】重症の心障害〔症状が悪化するおそれ〕【2.4】重症の膵障害〔インスリン分泌抑制作用を有する〕【2.5】重症の腎・肝障害〔[9.2.1,9.3.1参照]〕【2.6】重症高血圧症〔カテコラミンの昇圧作用を増強する〕【2.7】脳血管障害〔症状が悪化するおそれ〕【2.8】不安・抑うつ・異常興奮状態及び統合失調症等の精神障害〔症状が悪化するおそれ〕【2.9】薬物・アルコール乱用歴〔一般に依存性,乱用が起こりやすいと考えられる〕【2.10】MAO阻害剤投与中又は投与中止後2週間以内〔[10.1参照]〕【2.11】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.12】小児〔[9.7参照]〕
【10.1】MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩<エフピー>,ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>,サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔[2.10参照]〕〔高血圧クリーゼを起こすことがあるので,MAO阻害剤投与中又はMAO阻害剤投与中止後2週間は,本剤を投与しない/本剤は交感神経刺激作用を有し,MAO阻害剤の作用を増強〕
あらかじめ適用した食事療法及び運動療法の効果が不十分な高度肥満症(肥満度+70%以上又はBMIが35以上)における食事療法及び運動療法の補助。
1日1回0.5mg,昼食前経口投与。1日最高1.5mgまで,2~3回分割食前経口投与するが,できる限り最小有効量を用いる。投与期間はできる限り短期間とし,3ヶ月を限度。1ヶ月以内に効果のみられない場合は投与中止。
【11.1.1】依存性〔本剤の主要な薬理学的特性はアンフェタミン類と類似しており,サルでの静脈内薬物自己摂取試験においては摂取頻度の増加がみられ,精神依存の形成が認められている。イヌでの22ヵ月間経口投与による慢性毒性試験においては幻覚様異常行動がみられている。この点に関し,ヒトにおける長期投与による依存性・精神症状の発現は明確ではないが,本剤を投与する際は,依存性について留意する。アンフェタミンをはじめとする中枢興奮剤は耐性及び精神依存を形成することが知られている。[1.1参照]〕【11.1.2】肺高血圧症〔労作性呼吸困難,胸痛,失神等の症状が現れた場合には投与中止。[7.1参照]〕
14日分を限度