ボノピオン
VONOPION

剤型一覧

  • ボノピオンパック

製造販売元

武田薬品工業

一般的名称

ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・メトロニダゾールシート
英語:vonoprazan fumarate, amoxicillin hydrate, metronidazole

販売名 / 薬価

ボノピオンパック  / 452.6円

規格単位(薬価が適用される単位)

1シート

基本情報
最終更新日時:2024年10月3日14時56分

禁忌

【2.1】本製品に包装されている各製剤の成分に過敏症の既往歴【2.2】アタザナビル硫酸塩,リルピビリン塩酸塩を投与中〔[10.1参照]〕【2.3】伝染性単核症〔アモキシシリン水和物で紅斑性丘疹の発現頻度が高い〕【2.4】高度の腎障害〔[9.2.1参照]〕【2.5】脳,脊髄に器質的疾患(脳膿瘍を除く)〔メトロニダゾールで中枢神経系症状が現れるおそれ。[9.1.5,11.1.15参照]〕【2.6】妊娠3ヶ月以内(有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合は除く)〔[9.5.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】<ボノプラザンフマル酸塩>1)アタザナビル硫酸塩<レイアタッツ>〔[2.2参照]〕〔アタザナビル硫酸塩の作用を減弱するおそれ/ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し,アタザナビルの血中濃度が低下〕2)リルピビリン塩酸塩<エジュラント>〔[2.2参照]〕〔リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれ/ボノプラザンの胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し,リルピビリンの血中濃度が低下〕

効能・効果

<適応菌種>アモキシシリン,メトロニダゾール感性のヘリコバクター・ピロリ。<適応症>胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症,ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎。

用法・用量

プロトンポンプインヒビター,アモキシシリン水和物,クラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合,ボノプラザン1回20mg,アモキシシリン水和物1回750mg,メトロニダゾール1回250mgの3剤を同時に1日2回,7日間経口投与。

重大な副作用・国内1

Iボノプラザンフマル酸塩:【11.1.1】ショック,アナフィラキシー【11.1.2】汎血球減少,無顆粒球症,白血球減少,血小板減少【11.1.3】肝機能障害【11.1.4】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑 IIアモキシシリン水和物:【11.1.5】ショック,アナフィラキシー(各0.1%未満)〔不快感,口内異常感,眩暈,便意,耳鳴,発汗,喘鳴,呼吸困難,血管浮腫,全身の潮紅・蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.6】アレルギー反応に伴う急性冠症候群〔[8.2参照]〕【11.1.7】薬剤により誘発される胃腸炎症候群〔投与から数時間以内の反復性嘔吐を主症状とし,下痢,嗜眠,顔面蒼白,低血圧,腹痛,好中球増加等を伴う,食物蛋白誘発性胃腸炎に類似したアレルギー性の胃腸炎(Drug-induced enterocolitis syndrome)が発現。主に小児で報告。[8.2参照]〕【11.1.8】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(各0.1%未満),多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症,紅皮症(剥脱性皮膚炎)〔発熱,頭痛,関節痛,皮膚や粘膜の紅斑・水疱,膿疱,皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.9】急性腎障害等の重篤な腎障害(0.1%未満)〔[8.3参照]〕【11.1.10】顆粒球減少(0.1%未満),血小板減少〔[8.4参照]〕【11.1.11】偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)〔腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.12】肝機能障害,黄疸(各0.1%未満)〔AST,ALTの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.13】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔咳嗽,呼吸困難,発熱等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT等の検査を実施。間質性肺炎,好酸球性肺炎が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.14】無菌性髄膜炎〔項部硬直,発熱,頭痛,悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎が発現〕 IIIメトロニダゾール:【11.1.15】末梢神経障害〔四肢のしびれ,異常感等が認められた場合には投与中止〕【11.1.16】中枢神経障害〔脳症,痙攣,錯乱,幻覚,小脳失調等が発現。ふらつき,歩行障害,意識障害,構語障害,四肢のしびれ等の初期症状が現れ,メトロニダゾールによる脳症が疑われた場合には,メトロニダゾールの投与を中止。[2.5,9.1.5参照]〕【11.1.17】無菌性髄膜炎〔項部硬直,発熱,頭痛,悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎が発現〕【11.1.18】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)【11.1.19】急性膵炎〔腹痛,背部痛,悪心・嘔吐,血清アミラーゼ値の上昇等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.20】白血球減少,好中球減少〔[8.5,9.1.4参照]〕【11.1.21】出血性大腸炎〔腹痛,血便,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.22】肝機能障害〔[8.6,9.1.6参照]〕【11.1.23】QT延長,心室頻拍(torsade de pointesを含む)

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。