基本情報
最終更新日時:2024年11月7日17時0分

禁忌

【2.1】消化性潰瘍〔プロスタグランジン合成阻害作用による胃粘膜防御能の低下により,消化性潰瘍を悪化させるおそれ〕【2.2】重篤な血液の異常〔血液障害が現れ,血液の異常を更に悪化させるおそれ〕【2.3】重篤な肝機能障害〔[9.3.1参照]〕【2.4】重篤な腎機能障害〔[9.2.1参照]〕【2.5】重篤な心機能不全〔プロスタグランジン合成阻害作用による水・ナトリウム貯留が起こり,心機能不全が更に悪化するおそれ〕【2.6】重篤な高血圧症〔プロスタグランジン合成阻害作用による水・ナトリウム貯留が起こり,血圧を更に上昇させるおそれ。[9.1.6参照]〕【2.7】本剤(成分)・フルルビプロフェンに過敏症の既往歴【2.8】アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴〔喘息発作を誘発するおそれ。[9.1.7,11.1.5参照]〕【2.9】エノキサシン水和物,ロメフロキサシン,ノルフロキサシン,プルリフロキサシンを投与中〔[10.1参照]〕【2.10】妊娠後期〔[9.5.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)エノキサシン水和物,ロメフロキサシン<ロメバクト,バレオン>,ノルフロキサシン<バクシダール>〔[2.9参照]〕〔フルルビプロフェンアキセチルで併用により痙攣が現れたとの報告/ニューキノロン系抗菌剤のGABA阻害作用が,併用により増強されるため〕2)プルリフロキサシン<スオード>〔[2.9参照]〕〔痙攣が現れるおそれ/ニューキノロン系抗菌剤のGABA阻害作用が,併用により増強されるため〕

効能・効果

変形性関節症における鎮痛・消炎。

用法・用量

1日1回患部に貼付。同時に2枚を超えて貼付しない。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔胸内苦悶,悪寒,冷汗,呼吸困難,四肢しびれ感,血圧低下,血管浮腫,蕁麻疹等が現れた場合には投与中止〕【11.1.2】急性腎障害,ネフローゼ症候群〔乏尿,血尿,尿蛋白,BUN・血中クレアチニン上昇,高カリウム血症,低アルブミン血症等が認められた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.3】胃腸出血【11.1.4】再生不良性貧血【11.1.5】喘息発作の誘発(アスピリン喘息)〔乾性ラ音,喘鳴,呼吸困難感等の初期症状が発現した場合は投与中止。[2.8,9.1.7参照]〕【11.1.6】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),剥脱性皮膚炎【11.1.7】意識障害,意識喪失を伴う痙攣〔フルルビプロフェンアキセチルにおいて,意識障害,意識喪失を伴う痙攣(0.1%未満)が現れるとの報告〕【11.1.8】心筋梗塞,脳血管障害〔心筋梗塞,脳血管障害等の心血管系血栓塞栓性事象が発現〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。