インドメタシンナトリウム水和物静注用
英語:indometacin sodium
インダシン静注用1mg / 6,554.0円
1mg1瓶
外部サイトへ移動します
【2.1】動脈管依存性の先天性心疾患(肺動脈閉鎖,ファロー四徴症,大動脈縮窄症等)〔これらの患児では,十分な肺又は全身血流確保のために,動脈管の開存が必要であり,本剤による動脈管の閉鎖はこれらの症状を悪化させるおそれ〕【2.2】重篤な腎機能障害〔血管拡張性のプロスタグランジンによって腎血流が維持されている患児では,本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により,腎機能障害が悪化するおそれ〕【2.3】高度の黄疸〔ビリルビンの血中濃度が上昇し,黄疸が悪化するおそれ〕【2.4】消化管出血〔プロスタグランジン合成阻害作用に基づくとされる胃粘膜防御能の低下,又は消化管への直接刺激作用により,消化管出血が悪化するおそれ〕【2.5】頭蓋内出血〔頭蓋内出血が悪化するおそれ〕【2.6】血小板減少症〔血小板減少症が悪化するおそれ〕【2.7】血液凝固障害〔血小板凝集能を抑制するため,血液凝固障害が悪化するおそれ〕【2.8】壊死性腸炎又はその疑い〔壊死性腸炎が悪化するおそれ〕
次の疾患で保存療法(水分制限,利尿剤投与等)が無効の場合/未熟児の動脈管開存症。
次の用量を,12~24時間間隔で3回静注。生後48時間未満1回目0.2mg/kg,2・3回目0.1mg/kg。生後2~7日未満1~3回目0.2mg/kg。生後7日以上1回目0.2mg/kg,2・3回目0.25mg/kg。以上,投与後に,無尿又は著明な乏尿(尿量0.6mL/kg/時未満)が現れたら,腎機能が正常化するまで次の投与は行わない。1~2回目の投与後,閉鎖が得られた場合は,以後の投与は行わずに経過の観察をしてもよい。動脈管が再開した場合,前記用量を12~24時間間隔で1~3回追加投与可。
【11.1.1】ショック(0.1%)〔血圧低下,チアノーゼ等が発現〕【11.1.2】胃腸出血(3.2%),下血(0.6%),小腸及び大腸等における消化管穿孔(1%),イレウス(0.6%),壊死性腸炎(0.8%)〔[8.3,8.4参照]〕【11.1.3】急性腎不全(0.4%),無尿(0.4%),尿毒症,血尿(0.7%)〔重篤な腎障害が発現。[8.5参照]〕【11.1.4】播種性血管内凝固症候群等の凝固障害(0.6%),頭蓋内出血(1.9%),肺出血(1%)〔致命的な頭蓋内出血が報告。[8.10参照]〕【11.1.5】肺高血圧(0.03%)【11.1.6】低血糖(8.2%)〔[8.6参照]〕
なし