リネゾリド注射液
英語:linezolid
ザイボックス注射液600mg / 9,864.0円
600mg300mL1袋
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本剤の耐性菌の発現を防ぐため,「5.効能又は効果に関連する注意」,「8.重要な基本的注意」の項を熟読の上,適正使用に努める
本剤(成分)に過敏症の既往歴
<適応菌種>本剤感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA),バンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム。<適応症>MRSA敗血症,深在性皮膚感染症,慢性膿皮症,外傷・熱傷・手術創等の二次感染,肺炎。エンテロコッカス・フェシウム各種感染症。
成人・12歳以上の小児1日1200mg,2回分割,1回600mgを12時間ごと,30分~2時間かけて点滴静注。12歳未満の小児1回10mg/kg,8時間ごと,30分~2時間かけて点滴静注。1回600mgまで。
原則として投与は28日を超えないことが望ましい。
【11.1.1】骨髄抑制〔投与中止によって回復しうる貧血(4.8%)・白血球減少症(1.9%)・汎血球減少症(0.8%)・血小板減少症(11.9%)等の骨髄抑制が発現。なお,本剤の臨床試験において,14日を超えて本剤を投与した場合に血小板減少症の発現頻度が高くなる傾向が認められている。[8.2,9.1.1,9.2.1,9.2.2,9.3.1参照]〕【11.1.2】代謝性アシドーシス(0.2%)〔乳酸アシドーシス等の代謝性アシドーシスが発現。嘔気,嘔吐の症状が繰り返し現れた場合や原因不明のアシドーシスもしくは血中重炭酸塩減少等の症状が現れた場合には投与中止。[8.3参照]〕【11.1.3】視神経症〔[8.6参照]〕【11.1.4】ショック,アナフィラキシー【11.1.5】間質性肺炎(0.1%)【11.1.6】腎不全(0.3%)〔クレアチニン上昇,BUN上昇等を伴う腎不全が発現〕【11.1.7】低ナトリウム血症(0.9%)〔意識障害,嘔気,嘔吐,食欲不振等を伴う低ナトリウム血症が発現。[8.4参照]〕【11.1.8】偽膜性大腸炎〔腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止。[8.5参照]〕【11.1.9】肝機能障害〔AST,ALT,LDH,ALP,γ-GTP等の上昇を伴う肝機能障害が発現〕【11.1.10】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕
なし