ミノマイシン
MINOMYCIN

適応外

剤型一覧

  • ミノマイシン点滴静注用100mg

製造販売元

ファイザー

一般的名称

ミノサイクリン塩酸塩静注用
英語:minocycline hydrochloride

販売名 / 薬価

ミノマイシン点滴静注用100mg  / 195.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

100mg1瓶

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時11分

禁忌

テトラサイクリン系薬剤に過敏症の既往歴

効能・効果

<適応菌種>ミノサイクリン感性の黄色ブドウ球菌,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌),炭疽菌,大腸菌,クレブシエラ属,エンテロバクター属,インフルエンザ菌,シュードモナス・フルオレッセンス,緑膿菌,バークホルデリア・セパシア,ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア,アシネトバクター属,フラボバクテリウム属,レジオネラ・ニューモフィラ,リケッチア属(オリエンチア・ツツガムシ),クラミジア属,肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)。<適応症>敗血症,深在性皮膚感染症,慢性膿皮症,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,腹膜炎,炭疽,つつが虫病,オウム病。

用法・用量

初回100~200mg,以後12時間ないし24時間ごとに100mgを補液に溶かし,30分~2時間かけて点滴静注。経口投与不能の患者及び救急の場合に使用,経口投与可能になれば切り替える。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック(0.1%未満),アナフィラキシー〔不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗,全身潮紅,呼吸困難,血管浮腫(顔面浮腫,喉頭浮腫等),意識障害等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.2】ループス様症候群〔特に6カ月以上使用している長期投与例で多く報告〕【11.1.3】結節性多発動脈炎,顕微鏡的多発血管炎〔発熱,倦怠感,体重減少,関節痛,筋肉痛,網状皮斑,しびれ等の異常が認められた場合には投与中止。特に6カ月以上使用している長期投与例で結節性多発動脈炎が多く報告〕【11.1.4】自己免疫性肝炎〔長期投与例で,抗核抗体が陽性となる自己免疫性肝炎が発現。[8.4参照]〕【11.1.5】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑,剥脱性皮膚炎〔発熱,紅斑,掻痒感,眼充血,口内炎等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.6】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,さらにリンパ節腫脹,肝機能障害等の臓器障害,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。このような症状が現れた場合には投与中止。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕【11.1.7】血液障害〔汎血球減少,無顆粒球症,顆粒球減少,白血球減少,血小板減少,溶血性貧血,貧血が発現。[8.5参照]〕【11.1.8】重篤な肝機能障害〔肝不全等の重篤な肝機能障害が発現。特に投与初期は観察を十分に行う(投与開始1週間以内に出現することがある)〕【11.1.9】急性腎障害,間質性腎炎〔[8.6参照]〕【11.1.10】呼吸困難,間質性肺炎,PIE症候群〔発熱,咳嗽,労作時息切れ,呼吸困難等の異常が認められた場合には速やかに胸部X線検査等を実施。間質性肺炎,PIE症候群が疑われる場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.11】膵炎【11.1.12】精神神経障害〔痙攣,意識障害等の精神神経障害が発現〕【11.1.13】出血性腸炎,偽膜性大腸炎〔出血性腸炎,偽膜性大腸炎等の重篤な腸炎が発現〕

投与期間制限

なし

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