ジーラスタ
G-LASTA

剤型一覧

  • ジーラスタ皮下注3.6mg

製造販売元

協和キリン

一般的名称

ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)キット
英語:pegfilgrastim(genetical recombination)

販売名 / 薬価

ジーラスタ皮下注3.6mg  / 82,672.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

3.6mg0.36mL1筒

基本情報
最終更新日時:2024年6月6日16時33分

警告

<造血幹細胞の末梢血中への動員>本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設において,がん化学療法及び造血幹細胞移植に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される患者又は末梢血幹細胞移植提供ドナー(ドナー)についてのみ投与する。また,本剤の投与に先立ち,患者又はドナー及びその家族に有効性及び危険性を十分に説明し,同意を得てから投与を開始する〔[5.3,8.12参照]〕

禁忌

<効能共通>【2.1】本剤(成分)・他の顆粒球コロニー形成刺激因子製剤に過敏症 <がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制>【2.2】骨髄中の芽球が十分減少していない骨髄性白血病及び末梢血液中に骨髄芽球の認められる骨髄性白血病〔[8.4,11.1.4参照]〕

効能・効果

がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制。造血幹細胞の末梢血中への動員。

用法・用量

〔発熱性好中球減少症の発症抑制〕がん化学療法剤投与終了後の翌日以降,化学療法1サイクルあたり1回3.6mg,皮下注。〔造血幹細胞の末梢血中への動員〕1回7.2mg,皮下注。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔[8.1,9.1.1,9.1.2参照]〕【11.1.2】間質性肺疾患(0.5%)〔肺臓炎,肺障害等の間質性肺疾患が発現又は増悪。発熱,咳嗽,呼吸困難及び胸部X線検査異常等が認められた場合には,副腎皮質ホルモン剤の投与等を考慮,本剤の投与中止〕【11.1.3】急性呼吸窮迫症候群〔急速に進行する呼吸困難,低酸素血症,両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には呼吸管理等の実施を考慮,本剤の投与中止〕【11.1.4】芽球の増加〔急性骨髄性白血病において,芽球の増加を促進させることがある。[2.2,8.4参照]〕【11.1.5】脾腫(0.3%)・脾破裂〔脾臓の急激な腫大が認められた場合には投与中止。[8.3参照]〕【11.1.6】毛細血管漏出症候群〔低血圧,低アルブミン血症,浮腫,肺水腫,胸水,腹水,血液濃縮等が認められた場合には投与中止〕【11.1.7】Sweet症候群【11.1.8】皮膚血管炎【11.1.9】大型血管炎(大動脈,総頸動脈,鎖骨下動脈等の炎症)〔発熱,CRP上昇,大動脈壁の肥厚等が認められた場合には投与中止〕

投与期間制限

なし

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