基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

【2.1】本剤(成分)・サリチル酸系製剤に過敏症の既往歴【2.2】アタザナビル硫酸塩,リルピビリン塩酸塩を投与中〔[10.1参照]〕【2.3】消化性潰瘍〔アスピリンのプロスタグランジン生合成抑制作用により胃の血流量が減少し,消化性潰瘍を悪化させるおそれ。[11.1.9参照]〕【2.4】出血傾向〔アスピリンにより血小板機能異常が起こることがあるため,出血傾向を助長するおそれ。[9.1.3,11.1.7参照]〕【2.5】アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)・その既往歴〔重篤なアスピリン喘息発作を誘発させるおそれ。[9.1.4,11.1.8参照]〕【2.6】出産予定日12週以内の妊婦〔[9.5.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)アタザナビル硫酸塩<レイアタッツ>〔[2.2参照]〕〔アタザナビル硫酸塩の作用を減弱するおそれ/ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し,アタザナビルの血中濃度が低下〕2)リルピビリン塩酸塩<エジュラント>〔[2.2参照]〕〔リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれ/ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し,リルピビリンの血中濃度が低下〕

効能・効果

次の疾患・術後における血栓・塞栓形成の抑制(胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の既往がある者に限る)/狭心症(慢性安定狭心症,不安定狭心症),心筋梗塞,虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作<TIA>,脳梗塞),冠動脈バイパス術(CABG)又は経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後。

用法・用量

1日1回1錠,経口投与。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等)が発現〕【11.1.2】汎血球減少,無顆粒球症,再生不良性貧血,溶血性貧血,顆粒球減少,血小板減少,貧血〔[9.1.2参照]〕【11.1.3】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTPの上昇等を伴う重篤な肝機能障害が発現。[9.3.1参照]〕【11.1.4】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),剥脱性皮膚炎【11.1.5】間質性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,肺音の異常(捻髪音)等が現れた場合には,速やかに胸部X線等の検査を実施。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.6】尿細管間質性腎炎〔急性腎障害に至ることもある。腎機能検査値(BUN,クレアチニン上昇等)に注意〕【11.1.7】出血(脳出血等の頭蓋内出血,肺出血,消化管出血,鼻出血,眼底出血等)〔脳出血等の頭蓋内出血(初期症状:頭痛,悪心・嘔吐,意識障害,片麻痺等),肺出血,消化管出血,鼻出血,眼底出血等が発現。[2.4,8.,9.1.3,9.1.5,10.2参照]〕【11.1.8】喘息発作〔[2.5,9.1.4参照]〕【11.1.9】消化性潰瘍,小腸・大腸潰瘍〔アスピリンにより下血(メレナ)を伴う胃潰瘍・十二指腸潰瘍等の消化性潰瘍が発現。また,消化管出血,腸管穿孔,狭窄・閉塞を伴う小腸・大腸潰瘍が発現。[2.3,10.2参照]〕【11.1.10】視力障害

投与期間制限

なし

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