ヒューマトロープ
Humatrope

効能・効果

骨端線閉鎖を伴わない次の疾患/成長ホルモン分泌不全性低身長症,ターナー症候群における低身長,軟骨異栄養症(軟骨無形成症・軟骨低形成症)における低身長。成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)。

用法・用量

成長ホルモン分泌不全性低身長症1週間に0.175mg/kg,6～7回分割皮下注。ターナー症候群における低身長1週間に0.35mg/kg,6～7回分割皮下注。軟骨異栄養症における低身長1週間に0.35mg/kg,6～7回分割皮下注。成人成長ホルモン分泌不全症開始量として1週間に0.021mg/kg,6～7回分割皮下注。臨床症状により1週間に0.084mg/kgを上限として漸増。臨床症状・血清インスリン様成長因子-I濃度等の検査所見により適宜増減。1日1mgを超えない。

重大な副作用・国内１

【11.1.1】O脚の悪化〔O脚を合併した軟骨異栄養症(軟骨無形成症・軟骨低形成症)患者に本剤を投与したところ,O脚が悪化し,手術を受けた症例が報告〕【11.1.2】痙攣【11.1.3】甲状腺機能亢進症【11.1.4】ネフローゼ症候群〔ネフローゼ症候群(浮腫,尿蛋白,低蛋白血症)が発現〕【11.1.5】糖尿病〔耐糖能低下が現れ,糖尿病が発症。[8.2,9.1.1参照]〕

投与期間制限

なし