プレベナー13
Prevenar13

剤型一覧

  • プレベナー13水性懸濁注

製造販売元

ファイザー

一般的名称

沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(無毒性変異ジフテリア毒素結合体)

販売名 / 薬価

プレベナー13水性懸濁注  / 薬価基準未収載

基本情報
最終更新日時:2024年10月3日14時56分

禁忌

<接種不適当者>【2.1】本剤(成分)・ジフテリアトキソイドにアナフィラキシーを呈したことが明らかな者【2.2】明らかな発熱を呈している者【2.3】重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者【2.4】前記に掲げる者のほか,予防接種を行うことが不適当な状態にある者

効能・効果

〔高齢者又は肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者〕肺炎球菌(血清型1,3,4,5,6A,6B,7F,9V,14,18C,19A,19F,23F)による感染症の予防。〔小児〕肺炎球菌(血清型1,3,4,5,6A,6B,7F,9V,14,18C,19A,19F,23F)による侵襲性感染症の予防。

効能・効果に関連する使用上の注意

【1】本剤に含まれている肺炎球菌血清型以外による感染症あるいは他の起炎菌による感染症を予防することはできない。【2】ジフテリアの予防接種に転用することはできない。【3】肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者とは,次のような状態の者を指す/慢性的な心疾患・肺疾患・肝疾患又は腎疾患,糖尿病,基礎疾患若しくは治療により免疫不全状態である又はその状態が疑われる者,先天的又は後天的無脾症(無脾症候群,脾臓摘出術を受けた者等),鎌状赤血球症又はその他の異常ヘモグロビン症,人工内耳の装用・慢性髄液漏等の解剖学的要因により生体防御機能が低下した者,前記以外で医師が本剤の接種を必要と認めた者。

用法・用量

〔高齢者・肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者〕1回0.5mL,筋注。〔小児〕初回免疫1回0.5mL,27日間以上の間隔で3回皮下注。追加免疫1回0.5mL,1回皮下注。3回目接種から60日間以上の間隔をあける。

用法・用量に関連する使用上の注意

<小児における肺炎球菌による侵襲性感染症の予防>【1】接種対象者・接種時期:本剤の接種は2ヶ月齢以上6歳未満の間にある者に行う。標準として2ヶ月齢以上7ヶ月齢未満で接種を開始する。ただし,3回目接種については,12ヶ月齢未満までに完了し,追加免疫は12ヶ月齢以降,標準として12~15ヶ月齢の間に行う。また,接種もれ者に対しては次の接種間隔及び回数による接種とすることができる。(1)7ヶ月齢以上12ヶ月齢未満(接種もれ者)/初回免疫:1回0.5mLずつを2回,27日間以上の間隔で皮下に注射する。追加免疫:1回0.5mLを1回,2回目の接種後60日間以上の間隔で,12ヶ月齢以降,皮下に注射する。(2)12ヶ月齢以上24ヶ月齢未満(接種もれ者)/1回0.5mLずつを2回,60日間以上の間隔で皮下に注射する。(3)24ヶ月齢以上6歳未満(接種もれ者)/1回0.5mLを皮下に注射する。<効能共通>【2】CRM197とは異なるキャリアたん白を結合した肺炎球菌結合型ワクチンと本剤又は沈降7価肺炎球菌結合型ワクチンとの互換性に関する安全性及び有効性は確立していない。【3】同時接種:医師が必要と認めた場合には,他のワクチンと同時に接種することができる。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー【11.1.2】痙攣【11.1.3】血小板減少性紫斑病〔紫斑,鼻出血,口腔粘膜出血等が認められた場合には血液検査等を実施〕

投与期間制限

なし

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