基本情報
最終更新日時:2024年9月4日13時41分

効能・効果

胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,逆流性食道炎。Zollinger-Ellison症候群。麻酔前投薬。次の疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善/急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期。

用法・用量

胃・十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,逆流性食道炎成人・体重30kg以上の小児1回75mg,体重30kg未満の小児1回37.5mg,1日2回,朝食後,就寝前又は夕食後経口投与。成人は1日1回150mg,就寝前経口投与も可。Zollinger-Ellison症候群成人・体重30kg以上の小児1回75mg,体重30kg未満の小児1回37.5mg,1日2回,朝食後,就寝前又は夕食後経口投与。胃粘膜病変の改善成人・体重30kg以上の小児1日1回75mg,体重30kg未満の小児1日1回37.5mg,就寝前又は夕食後経口投与。以上,年齢・症状により適宜増減。麻酔前投薬成人・体重30kg以上の小児1回75mg,体重30kg未満の小児1回37.5mg,手術前日就寝前及び手術当日麻酔導入2時間前,2回経口投与。成人は1回150mg,手術前日就寝前経口投与も可。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック(0.1%未満),アナフィラキシー〔ショック(初期症状:不快感,顔面蒼白,血圧低下等)が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.2】再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少(0.1%未満)〔再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少(初期症状:全身倦怠,脱力,皮下・粘膜下出血,発熱等)が発現。定期的に血液検査を実施。異常が認められた場合には直ちに投与中止〕【11.1.3】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.1%未満)【11.1.4】肝機能障害,黄疸(0.1%未満)〔AST,ALT,γ-GTP上昇等の肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.5】横紋筋融解症(0.1%未満)〔CK,LDH等の筋逸脱酵素の急激な上昇,ミオグロビン尿,筋肉痛等の異常が認められた場合には直ちに投与中止〕【11.1.6】房室ブロック等の心ブロック

投与期間制限

なし

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