基本情報
最終更新日時:2024年6月4日14時13分

禁忌

シメチジンに過敏症の既往歴

効能・効果

胃潰瘍,十二指腸潰瘍,吻合部潰瘍,Zollinger-Ellison症候群,逆流性食道炎。上部消化管出血(消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎による)。次の疾患の胃粘膜病変(びらん,出血,発赤,浮腫)の改善/急性胃炎,慢性胃炎の急性増悪期。

用法・用量

胃潰瘍,十二指腸潰瘍1日800mg,2回分割朝食後及び就寝前経口投与。1日4回分割毎食後及び就寝前,又は1日1回就寝前経口投与も可。吻合部潰瘍,Zollinger-Ellison症候群,逆流性食道炎,上部消化管出血1日800mg,2回分割朝食後及び就寝前経口投与。1日4回分割毎食後及び就寝前経口投与も可。上部消化管出血の場合は注射剤で治療を開始,内服可能となった後は経口投与。胃粘膜病変の改善1日400mg,2回分割朝食後及び就寝前経口投与。1日1回就寝前投与も可。以上,年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー(各0.1%未満)〔ショック,アナフィラキシー(全身発赤,呼吸困難等)が発現〕【11.1.2】再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少(各0.1%未満)〔初期症状として全身倦怠,脱力,皮下・粘膜下出血,発熱等がみられたら,その時点で血液検査を実施。異常が認められた場合には直ちに投与中止〕【11.1.3】間質性腎炎,急性腎障害(各0.1%未満)〔初期症状として発熱,腎機能検査値異常(BUN,クレアチニン上昇等)等が認められた場合には直ちに投与中止〕【11.1.4】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(各0.1%未満)【11.1.5】肝障害〔黄疸,また,AST,ALTの上昇等が発現。定期的に肝機能検査を行う〕【11.1.6】房室ブロック等の心ブロック(0.1%未満)【11.1.7】意識障害,痙攣〔特に腎機能障害患者において現れやすい。[9.2参照]〕

投与期間制限

なし

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