<接種不適当者>【2.1】明らかな発熱を呈している者【2.2】重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者【2.3】本剤(成分)に過敏症の既往歴。また,本剤接種後に過敏症が疑われる症状が発現した者には,その後の本剤接種を行ってはならない【2.4】腸重積症の既往【2.5】腸重積症の発症を高める可能性のある未治療の先天性消化管障害(メッケル憩室等)【2.6】重症複合型免疫不全(SCID)〔外国の市販後において,本剤の接種後にSCIDと診断された乳児で,重度の下痢及び持続的なワクチンウイルス株の排出を伴う胃腸炎が報告されている。[8.5,9.1.4参照]〕【2.7】前記に掲げる者のほか,予防接種を行うことが不適当な状態にある者
ロタウイルスによる胃腸炎の予防。
【1】本剤はロタウイルスG1P[8],G2P[4],G3P[8],G4P[8],G9P[8]に対する予防効果が示唆されている。【2】他のウイルスに起因する胃腸炎を予防することはできない。
乳児に接種量毎回2mL,4週間以上の間隔をおいて3回,経口接種。
【1】接種対象者・接種時期:本剤は生後6~32週の間にある乳児に経口接種する。初回接種は6週齢以上とし,4週以上の間隔をおいて32週齢までに3回経口接種を行う。また早産児においても同様に接種することができる。なお,初回接種は生後14週6日までに行うことが推奨されている。【2】同時接種:医師が必要と認めた場合には,他のワクチンと同時に接種することができる。
【11.1.1】アナフィラキシー〔発疹,舌の腫脹等が発現〕
なし