基本情報
最終更新日時:2024年6月4日13時2分

禁忌

【2.1】無尿〔無尿の者に無効。本剤投与により高窒素血症を起こすおそれ〕【2.2】急性腎不全〔[9.2.1参照]〕【2.3】体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している者〔ナトリウム・カリウム排泄作用により,体液中濃度が更に減少し,電解質失調を悪化させるおそれ。[11.1.2,11.1.3参照]〕【2.4】チアジド系薬剤・その類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルフォンアミド誘導体)に過敏症の既往歴【2.5】テルフェナジン又はアステミゾールを投与中〔QT延長,心室性不整脈を起こすおそれ。また,他の利尿剤(ループ利尿剤)でテルフェナジンとの併用によりQT延長,心室性不整脈を起こしたとの報告〕【2.6】デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】デスモプレシン酢酸塩水和物<ミニリンメルト>(男性における夜間多尿による夜間頻尿)〔[2.6参照]〕〔低ナトリウム血症が発現するおそれ/いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれ〕

効能・効果

高血圧症(本態性,腎性等),悪性高血圧,心性浮腫(うっ血性心不全),腎性浮腫,肝性浮腫。

用法・用量

1回4~8mg,1日2回経口投与。年齢・症状により適宜増減。維持量として1週2~3回間歇投与。高血圧症には少量より開始,徐々に増量。悪性高血圧に用いる場合は通常,他の降圧剤と併用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】再生不良性貧血【11.1.2】低ナトリウム血症〔倦怠感,食欲不振,嘔気,嘔吐,痙攣,意識障害等を伴う低ナトリウム血症が発現。[2.3,9.1.5参照]〕【11.1.3】低カリウム血症(0.1~5%未満)〔倦怠感,脱力感,不整脈等を伴う低カリウム血症が発現。[2.3参照]〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。