基本情報
最終更新日時:2019年6月11日13時17分

禁忌

【1】エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば,乳癌,子宮内膜癌)・その疑い〔腫瘍の悪化・顕性化を促すおそれ〕【2】血栓性静脈炎・肺塞栓症・その既往歴〔血液凝固能の亢進により,これらの症状が増悪するおそれ〕【3】重篤な肝障害〔代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため,症状が増悪するおそれ〕【4】妊婦・妊娠している可能性の婦人【5】脂質代謝異常〔脂質代謝に影響を及ぼす可能性があるため,症状が増悪するおそれ〕

効能・効果

機能性子宮出血,無月経,月経量異常(過少月経,過多月経),月経周期異常(稀発月経,多発月経),月経困難症,月経周期の変更,卵巣機能不全による不妊症。

用法・用量

機能性子宮出血,無月経1日1~2錠,7~10日間連続投与。月経量異常,月経周期異常,月経困難症1日1錠,月経周期第5日より約3週間連続投与。月経周期の変更短縮:1日1~2錠,月経周期第5日より5日間連続投与。延長:1日1錠,予定月経の3日前から延長希望日まで連続投与。卵巣機能不全による不妊症1日1錠,月経周期第5日より約3週間連続投与。次の周期に妊娠成立を期す。

重大な副作用・国内1

【1】血栓症〔血栓症(四肢,肺,心,脳,網膜等)が発現。下肢の急激な疼痛・腫脹,突然の息切れ,胸痛,激しい頭痛,四肢の脱力・麻痺,構語障害,急性視力障害等の症状があらわれた場合には直ちに投与中止〕

投与期間制限

なし

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