基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】昏睡状態,バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある者〔本剤の作用が過度に現れるおそれ〕【2.2】パーキンソン病又はレビー小体型認知症〔錐体外路症状が悪化するおそれ〕

効能・効果

統合失調症。

用法・用量

1日9~36mg,食後分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。1日60mgまで増量可。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお,他の抗精神病剤で,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎障害へと移行し,死亡した例が報告。[9.1.3参照]〕【11.1.2】無顆粒球症,白血球減少【11.1.3】肝機能障害,黄疸〔AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,LDH上昇,黄疸等が発現。[9.3参照]〕【11.1.4】肺塞栓症,深部静脈血栓症〔抗精神病薬において,肺塞栓症,静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告。息切れ,胸痛,四肢の疼痛,浮腫等が認められた場合には投与中止。[9.1.4参照]〕

投与期間制限

なし

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