スピロピタン
Spiropitan
剤型一覧
- スピロピタン錠0.25mg
- スピロピタン錠1mg
製造販売元
発売・販売元
エーザイ
一般的名称
スピペロン錠
英語：spiperone
販売名 / 薬価
スピロピタン錠1mg / 14.6円
規格単位(薬価が適用される単位)
1mg1錠
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禁忌
【2.1】昏睡状態又はバルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下〔中枢神経抑制作用を増強させるおそれ〕【2.2】重症の心不全〔症状を悪化させるおそれ〕【2.3】パーキンソン病又はレビー小体型認知症〔錐体外路症状が悪化するおそれ〕【2.4】本剤(成分)・ブチロフェノン系化合物に過敏症の既往歴【2.5】アドレナリンを投与中(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療,又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)〔[10.1参照]〕
併用禁忌
【10.1】アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療,又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)<ボスミン>〔[2.5参照]〕〔アドレナリンの作用を逆転させ,重篤な血圧降下を起こすおそれ/アドレナリンはアドレナリン作動性α,β受容体の刺激剤であり,本剤のα受容体遮断作用により,β受容体刺激作用が優位となり,血圧降下作用が増強される〕
効能・効果
統合失調症。
用法・用量
最初約1週間1日0.5～1.5mg,以後漸増し1日1.5～4.5mg,経口投与。年齢・症状により適宜増減。
重大な副作用・国内１
【11.1.1】悪性症候群(Syndrome malin)〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎障害へと移行し,死亡することがある〕【11.1.2】腸管麻痺〔腸管麻痺(食欲不振,悪心・嘔吐,著しい便秘,腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し,麻痺性イレウスに移行することがある。腸管麻痺が現れた場合には投与中止。なお,この悪心・嘔吐は,本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意。[8.2参照]〕【11.1.3】抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)〔低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム排泄量の増加,高張尿,痙攣,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が発現〕【11.1.4】無顆粒球症,白血球減少【11.1.5】肺塞栓症,深部静脈血栓症〔抗精神病薬において,肺塞栓症,静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告。息切れ,胸痛,四肢の疼痛,浮腫等が認められた場合には投与中止。[9.1.4参照]〕
投与期間制限
なし
医師の処方実感を読む（279）