基本情報
最終更新日時:2024年5月8日13時27分

禁忌

【2.1】高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群〔症状を悪化させるおそれ〕【2.2】糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス〔アシドーシスに基づく心収縮力の抑制を増強させるおそれ〕【2.3】心原性ショック〔心機能が抑制され,症状を悪化させるおそれ〕【2.4】肺高血圧による右心不全〔心機能が抑制され,症状を悪化させるおそれ〕【2.5】強心薬又は血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全〔心収縮力抑制作用により,心不全が悪化するおそれ〕【2.6】非代償性の心不全〔心収縮力抑制作用により,心不全が悪化するおそれ〕【2.7】重度の末梢循環障害(壊疽等)〔末梢血管の拡張を抑制し,症状を悪化させるおそれ〕【2.8】未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔[7.1,9.1.11参照]〕【2.9】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

軽症~中等症の本態性高血圧症。頻脈性心房細動。

用法・用量

本態性高血圧症1日1回8mg。年齢・症状により1日1回4mgから開始,1日最大量8mg。頻脈性心房細動1日1回4mgから開始,効果不十分な場合は1日1回8mgに増量。年齢・症状により適宜増減。1日最大量8mg。以上,胸部,上腕部又は背部のいずれかに貼付し,24時間ごとに貼り替える。

用法・用量に関連する使用上の注意

褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者にはα遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】心不全(0.6%),完全房室ブロック,高度徐脈,洞不全症候群〔心機能検査を定期的に行う。減量又は投与中止〕

投与期間制限

なし

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