リクシアナ
LIXIANA

剤型一覧

製造販売元

第一三共

一般的名称

エドキサバントシル酸塩水和物錠
英語:edoxaban tosilate hydrate

販売名 / 薬価

リクシアナ錠15mg  / 224.7円

規格単位(薬価が適用される単位)

15mg1錠

基本情報
最終更新日時:2023年12月13日12時49分

警告

【1.1】本剤の投与により出血が発現し,重篤な出血の場合には,死亡に至るおそれがある。本剤の使用にあたっては,出血の危険性を考慮し,本剤投与の適否を慎重に判断する。本剤による出血リスクを正確に評価できる指標は確立されていないため,本剤投与中は,血液凝固に関する検査値のみならず,出血や貧血等の徴候を十分に観察する。これらの徴候が認められた場合には,直ちに適切な処置を行う〔[2.2,2.4-2.6,7.3,7.6,8.2,8.3,8.6,8.7,8.9,9.1.1,9.1.2,9.2.1-9.2.3,9.3.1,9.3.2参照]〕【1.2】脊椎・硬膜外麻酔あるいは腰椎穿刺等との併用により,穿刺部位に血腫が生じ,神経の圧迫による麻痺が現れるおそれがある。併用する場合には神経障害の徴候及び症状について十分注意し,異常が認められた場合にはただちに適切な処置を行う〔[7.7参照]〕

禁忌

<効能共通>【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】出血している者(頭蓋内出血,後腹膜出血又は他の重要器官における出血等)〔出血を助長するおそれ。[1.1参照]〕【2.3】急性細菌性心内膜炎〔血栓剥離に伴う血栓塞栓様症状を呈するおそれ〕 <非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制,静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制>【2.4】腎不全(クレアチニンクリアランス15mL/min未満)〔[1.1,9.2.2参照]〕【2.5】凝血異常を伴う肝疾患〔[1.1,9.3.2参照]〕 <下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制>【2.6】高度の腎機能障害(クレアチニンクリアランス30mL/min未満)〔[1.1,9.2.3参照]〕

効能・効果

非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制。静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制。次の下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制/膝関節全置換術,股関節全置換術,股関節骨折手術。

用法・用量

〔非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制〕体重60kg以下1日1回30mg,経口投与。体重60kg超1日1回60mg,経口投与。腎機能・併用薬に応じ1日1回30mgに減量。以上,出血リスクが高い高齢の患者は年齢・状態に応じ1日1回15mgに減量可。〔静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制〕体重60kg以下1日1回30mg,経口投与。体重60kg超1日1回60mg,経口投与。腎機能・併用薬に応じ1日1回30mgに減量。〔下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制〕1日1回30mg,経口投与。

用法・用量に関連する使用上の注意

下肢整形外科手術施行患者:【1】初回投与は手術後12時間を経過し,手術創等からの出血がないことを確認してから行う。【2】初回投与は硬膜外カテーテル抜去又は腰椎穿刺から少なくとも2時間を経過してから行う。また,初回以降これらの処置を行う場合,前回投与から12時間以上の十分な時間をあけ,予定している次回投与の2時間以上前に実施。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】出血(消化管出血(1.3%),頭蓋内出血(0.3%),眼内出血(0.2%),創傷出血(0.1%未満),後腹膜出血等)〔あらゆる組織及び器官に生じることがあり,死亡に至った症例も報告。臨床的に問題となる出血又は出血の増悪がみられた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.2】急性腎障害〔経口抗凝固薬の投与後に急性腎障害が発現。経口抗凝固薬投与後の急性腎障害の中には,血尿を認めるもの,腎生検により尿細管内に赤血球円柱を多数認めるものが報告〕【11.1.3】肝機能障害,黄疸〔AST,ALTの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.4】間質性肺疾患〔血痰,肺胞出血を伴う場合もある。咳嗽,息切れ,呼吸困難,発熱,肺音の異常等が認められた場合には,速やかに胸部X線,胸部CT,血清マーカー等の検査を実施。間質性肺疾患が疑われた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕

投与期間制限

なし

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