キックリン
Kiklin

効能・効果

慢性腎臓病患者における高リン血症の改善。

用法・用量

1回500mgを開始量とし,1日3回食直前経口投与。以後,症状・血清リン濃度の程度により適宜増減。1日最高量7,500mg。

重大な副作用・国内１

【11.1.1】腸管穿孔,腸閉塞〔これらの病態を疑わせる高度の便秘,持続する腹痛,嘔吐等の異常が認められた場合には速やかに投与中止。腹部の診察や画像検査(単純X線,超音波,CT等)を実施。[2.2,8.1.1,8.1.2,9.1.1-9.1.4,11.1.2,11.1.4,11.1.5参照]〕【11.1.2】虚血性腸炎(1%未満)〔病態が進行し腸管穿孔等の重篤な状態に至らぬよう,異常が認められた場合には投与中止。[11.1.1参照]〕【11.1.3】消化管出血,消化管潰瘍(各1%未満)〔吐血,下血及び食道,胃,十二指腸,結腸,直腸等の潰瘍が発現〕【11.1.4】便秘・便秘増悪(15%以上)〔これらの症状が現れた場合には減量又は休薬を考慮し,高度の場合には投与中止。[8.1.1,8.1.2,9.1.1,11.1.1参照]〕【11.1.5】憩室炎〔病態が進行し腸管穿孔等の重篤な状態に至らぬよう,異常が認められた場合には投与中止。[8.1.1,8.1.2,9.1.3,11.1.1参照]〕【11.1.6】肝機能障害〔AST,ALT,γ-GTPの著しい上昇を伴う肝機能障害の発現が報告〕

投与期間制限

なし