リザトリプタン安息香酸塩口腔内崩壊錠
英語:rizatriptan benzoate
マクサルトRPD錠10mg / 386.6円
10mg1錠
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【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】心筋梗塞の既往歴,虚血性心疾患又はその症状・兆候,異型狭心症(冠動脈攣縮)〔不整脈,狭心症,心筋梗塞を含む重篤な虚血性心疾患様症状が現れるおそれ〕【2.3】脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往〔脳血管障害や一過性脳虚血発作が現れるおそれ〕【2.4】末梢血管障害〔症状を悪化させるおそれ〕【2.5】コントロールされていない高血圧症〔一過性の血圧上昇を引き起こすおそれ〕【2.6】重度の肝機能障害〔[9.3.1参照]〕【2.7】血液透析中〔[9.2.1,16.6.1参照]〕【2.8】エルゴタミン,エルゴタミン誘導体含有製剤,他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与中〔[10.1参照]〕【2.9】モノアミン酸化酵素阻害剤(MAO阻害剤)を投与中,投与中止2週間以内〔[10.1参照]〕【2.10】プロプラノロール塩酸塩を投与中〔[10.1参照]〕
【10.1】1)エルゴタミン製剤(エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン<クリアミン>),エルゴタミン誘導体含有製剤(ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩<ジヒデルゴット>,エルゴメトリンマレイン酸塩<エルゴメトリンマレイン酸塩「F」>,メチルエルゴメトリンマレイン酸塩<メテルギン>)〔[2.8参照]〕〔血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれ。本剤投与後にエルゴタミン,エルゴタミン誘導体含有製剤を投与する場合,もしくはその逆の場合は,それぞれ24時間以上の間隔をあけて投与する/5-HT1B/1D受容体作動薬との薬理的相加作用により,相互に作用(血管収縮作用)を増強〕2)5-HT1B/1D受容体作動薬(スマトリプタンコハク酸塩<イミグラン>,ゾルミトリプタン<ゾーミッグ>,エレトリプタン臭化水素酸塩<レルパックス>,ナラトリプタン塩酸塩<アマージ>)〔[2.8参照]〕〔血圧上昇又は血管攣縮が増強されるおそれ。本剤投与後に他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与する場合,もしくはその逆の場合は,それぞれ24時間以内に投与しない/併用により相互に作用を増強〕3)MAO阻害剤〔[2.9,16.4.2,16.7.1参照]〕〔本剤及び活性代謝物の消失半減期(t1/2)が延長し,血中濃度-時間曲線下面積(AUC)が増加するので,MAO阻害剤を投与中・投与中止2週間以内には本剤を投与しない/A型MAO阻害剤により本剤の代謝が阻害され,本剤の作用が増強される可能性〕4)プロプラノロール塩酸塩<インデラル>〔[2.10,16.4.2,16.7.2参照]〕〔本剤の消失半減期(t1/2)が延長し,血中濃度-時間曲線下面積(AUC)が増加するので,プロプラノロールを投与中・投与中止から,錠剤:24時間,徐放製剤:48時間を経過していない者には投与しない/両薬剤の代謝にはA型MAOが関与するため本剤の代謝が阻害され,本剤の作用が増強される可能性〕
片頭痛。
家族性片麻痺性片頭痛,孤発性片麻痺性片頭痛,脳底型片頭痛,眼筋麻痺性片頭痛の患者には投与しない。
1回10mg,頭痛発現時に経口投与。効果不十分な場合に追加投与できるが,前回の投与から2時間以上あける。1日総量20mg以内。
【11.1.1】アナフィラキシーショック,アナフィラキシー【11.1.2】虚血性心疾患様症状〔不整脈,狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状が発現。本剤投与後,胸痛,胸部圧迫感等の一過性の症状(強度で咽喉頭部に及ぶ場合がある)が発現。このような症状が虚血性心疾患によると思われる場合には,以後の投与中止。虚血性心疾患の有無を調べるための適切な検査を行う。[8.1,9.1.1参照]〕【11.1.3】頻脈(WPW症候群における)〔WPW症候群の典型的症状である重篤な発作性頻脈の報告。[9.1.4参照]〕【11.1.4】てんかん様発作〔[9.1.2参照]〕【11.1.5】血管浮腫〔顔面,舌,咽頭等の浮腫が発現〕【11.1.6】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)【11.1.7】呼吸困難【11.1.8】失神【11.1.9】薬剤の使用過多による頭痛〔[8.3参照]〕
なし