レボフロキサシン水和物錠
英語:levofloxacin hydrate
クラビット錠500mg / 133.3円
500mg1錠(レボフロキサシンとして)
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<効能共通>【2.1】本剤(成分)・オフロキサシンに過敏症の既往歴〔[9.1.2参照]〕 <炭疽等の重篤な疾患以外>【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5.1参照]〕【2.3】小児等〔[9.7.1参照]〕
<適応菌種>本剤感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,淋菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,炭疽菌,結核菌,大腸菌,赤痢菌,サルモネラ属,チフス菌,パラチフス菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,ペスト菌,コレラ菌,インフルエンザ菌,緑膿菌,アシネトバクター属,レジオネラ属,ブルセラ属,野兎病菌,カンピロバクター属,ペプトストレプトコッカス属,アクネ菌,Q熱リケッチア(コクシエラ・ブルネティ),トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス),肺炎クラミジア(クラミジア・ニューモニエ),肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)。<適応症>表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,ざ瘡(化膿性炎症を伴うもの),外傷・熱傷・手術創等の二次感染,乳腺炎,肛門周囲膿瘍,咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性症,慢性症),精巣上体炎(副睾丸炎),尿道炎,子宮頸管炎,胆のう炎,胆管炎,感染性腸炎,腸チフス,パラチフス,コレラ,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,涙のう炎,麦粒腫,瞼板腺炎,外耳炎,中耳炎,副鼻腔炎,化膿性唾液腺炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎,炭疽,ブルセラ症,ペスト,野兎病,肺結核及びその他の結核症,Q熱。
レボフロキサシンとして1日1回500mg,経口投与。疾患・症状により適宜減量。肺結核及びその他の結核症は原則として他の抗結核薬と併用。腸チフス,パラチフス1日1回500mg,14日間経口投与。
腸チフス,パラチフス:注射剤より切り替えた場合,レボフロキサシンとして注射剤の投与期間も含め14日間投与。
【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔ショック,アナフィラキシー(初期症状:紅斑,悪寒,呼吸困難等)が発現〕【11.1.2】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)【11.1.3】痙攣【11.1.4】QT延長,心室頻拍(torsade de pointesを含む)【11.1.5】急性腎障害,間質性腎炎【11.1.6】劇症肝炎,肝機能障害,黄疸〔劇症肝炎,肝機能障害,黄疸(初期症状:嘔気・嘔吐,食欲不振,倦怠感,掻痒等)が発現〕【11.1.7】汎血球減少症,無顆粒球症,溶血性貧血,血小板減少〔汎血球減少症,無顆粒球症(初期症状:発熱,咽頭痛,倦怠感等),ヘモグロビン尿等を伴う溶血性貧血,血小板減少が発現〕【11.1.8】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,好酸球性肺炎が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.9】偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎〔腹痛,頻回の下痢等が認められた場合には投与中止〕【11.1.10】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等を特徴とし,急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が発現〕【11.1.11】低血糖〔低血糖性昏睡に至る例も報告。糖尿病患者(特にスルホニルウレア系薬剤やインスリン製剤等を投与している患者),腎機能障害患者,高齢者で現れやすい〕【11.1.12】アキレス腱炎,腱断裂等の腱障害〔腱周辺の痛み,浮腫,発赤等の症状が認められた場合には投与中止。臓器移植の既往のある患者で現れやすい。[9.8.1参照]〕【11.1.13】錯乱,せん妄,抑うつ等の精神症状【11.1.14】過敏性血管炎〔発熱,腹痛,関節痛,紫斑,斑状丘疹や,皮膚生検で白血球破砕性血管炎等の症状が認められた場合には投与中止〕【11.1.15】重症筋無力症の悪化【11.1.16】大動脈瘤,大動脈解離〔[8.3,9.1.5参照]〕【11.1.17】末梢神経障害〔しびれ,筋力低下,痛み等の症状が認められた場合には投与中止〕
なし