経腸成分栄養剤(2-2)液
英語:parenteral nutrition
エンシュア・H / 9.1円
10mL
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【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】牛乳たん白アレルギーを有する者〔本剤は牛乳由来のカゼインが含まれているため,ショック,アナフィラキシーを引き起こすおそれ〕【2.3】たん白質や電解質の厳密な制限が必要な急性腎炎,ネフローゼ,腎不全末期〔[9.2.1参照]〕【2.4】悪心,嘔吐,下痢を合併している心不全〔病態が悪化するおそれ。[9.1.1参照]〕【2.5】妊娠3ヶ月以内又は妊娠を希望する女性へのビタミンA5,000IU/日以上の投与〔[9.5.1参照]〕
一般に手術後患者の栄養保持。特に長期にわたり経口的食事摂取が困難で,単位量あたり高カロリー(1.5kcal/mL)の経腸栄養剤を必要とする次の患者の経管栄養補給/水分の摂取制限が必要な患者(心不全や腎不全を合併している患者等),安静時エネルギー消費量が亢進している患者(熱傷患者,感染症を合併している患者等),経腸栄養剤の投与容量を減らしたい患者(容量依存性の腹部膨満感を訴える患者等),経腸栄養剤の投与時間の短縮が望ましい患者(口腔外科や耳鼻科の術後患者等)。
標準1日1,000~1,500mL(1,500~2,250kcal)を経管又は経口投与。年齢・症状により適宜増減。経管投与は50~100mL/時で持続的又は1日数回分割投与。消化吸収障害がなく経腸栄養剤の投与短縮が望ましい患者には400mL/時まで可。経口投与は1日1回又は数回分割投与。
【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔血圧低下,意識障害,呼吸困難,チアノーゼ,悪心,胸内苦悶,顔面潮紅,掻痒感,発汗等が現れた場合には直ちに投与中止〕
なし