トロンビン
Thrombin

剤型一覧

製造販売元

持田製薬

一般的名称

トロンビン液
英語:thrombin

販売名 / 薬価

トロンビン液モチダ ソフトボトル5千  / 1,015.3円

規格単位(薬価が適用される単位)

5,000単位5mL1キット

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

警告

本剤を注射しない〔静脈内に誤って注射すると,血液を凝固させ致死的な結果をまねくおそれがある。また,アナフィラキシーを起こすおそれがあるので,静脈内はもちろん皮下・筋肉内にも注射しない。[14.1.2参照]〕

禁忌

【2.1】本剤・牛血液を原料とする製剤(フィブリノリジン,幼牛血液抽出物等)に過敏症の既往歴【2.2】凝固促進剤,抗プラスミン剤,アプロチニン製剤を投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)ヘモコアグラーゼ<レプチラーゼ>,トラネキサム酸<トランサミン>〔[2.2参照]〕〔血栓形成傾向が現れるおそれ/凝固促進剤,抗プラスミン剤及びトロンビンは血栓形成を促進する薬剤であり,併用により血栓形成傾向が相加的に増大〕2)アプロチニン〔[2.2参照]〕〔血栓形成傾向が現れるおそれ/アプロチニンは抗線溶作用を有するため,トロンビンとの併用により血栓形成傾向が増大〕

効能・効果

通常の結紮によって止血困難な小血管,毛細血管及び実質臓器からの出血(外傷に伴う出血,手術中の出血,骨性出血,膀胱出血,抜歯後の出血,鼻出血,上部消化管からの出血等)。

用法・用量

出血局所にそのまま噴霧もしくは灌注するか,又は撒布。上部消化管出血適当な緩衝剤に溶かした200~400単位/mL溶液を経口投与。出血の部位・程度により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

上部消化管出血:事前に緩衝剤等により胃酸を中和させる。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック〔呼吸困難,チアノーゼ,血圧降下等が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.2】凝固異常,異常出血〔ウシ由来トロンビン投与により,抗ウシ・トロンビン抗体及び抗第V因子抗体を生じ凝固異常あるいは異常出血が認められたとの報告〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。