トロンビン
Thrombin

剤型一覧

製造販売元

持田製薬

一般的名称

トロンビン細粒
英語:thrombin

販売名 / 薬価

経口用トロンビン細粒5千単位  / 845.4円

規格単位(薬価が適用される単位)

5,000単位0.5g1包

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

警告

本剤は血液を凝固させるので,血管内には注入しない〔[14.2.3参照]〕

禁忌

【2.1】本剤・牛血液を原料とする製剤(フィブリノリジン,幼牛血液抽出物等)に過敏症の既往歴【2.2】凝固促進剤,抗プラスミン剤,アプロチニン製剤を投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)ヘモコアグラーゼ<レプチラーゼ>,トラネキサム酸<トランサミン>〔[2.2参照]〕〔血栓形成傾向が現れるおそれ/凝固促進剤,抗プラスミン剤及びトロンビンは血栓形成を促進する薬剤であり,併用により血栓形成傾向が相加的に増大〕2)アプロチニン〔[2.2参照]〕〔血栓形成傾向が現れるおそれ/アプロチニンは抗線溶作用を有するため,トロンビンとの併用により血栓形成傾向が増大〕

効能・効果

上部消化管出血。

用法・用量

適当な緩衝剤に溶かした溶液(200~400単位/mL)を経口投与。出血部位,程度により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

事前に適当な緩衝液で胃酸を中和させる。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック〔呼吸困難,チアノーゼ,血圧降下等が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.2】凝固異常,異常出血〔ウシ由来トロンビン投与により,抗ウシ・トロンビン抗体及び抗第V因子抗体を生じ凝固異常あるいは異常出血が認められたとの報告〕

投与期間制限

なし

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