基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】褐色細胞腫の疑い〔急激な昇圧発作を起こすおそれ〕【2.3】消化管に出血,穿孔又は器質的閉塞〔本剤には消化管運動の亢進作用があるため,症状を悪化させるおそれ〕

効能・効果

次の場合における消化器機能異常(悪心・嘔吐・食欲不振・腹部膨満感)/胃炎,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胆のう疾患,胆道疾患,腎炎,尿毒症,乳幼児嘔吐,薬剤(制癌剤・抗生物質・抗結核剤・麻酔剤)投与時,胃内挿管時,気管内挿管時,放射線照射時,開腹術後。X線検査時のバリウム通過促進。

用法・用量

1日7.67~23.04mg(2~6錠),2~3回分割食前経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔ショック,アナフィラキシー(呼吸困難,喉頭浮腫,蕁麻疹等)が発現〕【11.1.2】悪性症候群(Syndrome malin)〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎障害へと移行し,死亡した例が報告。[9.1.1参照]〕【11.1.3】意識障害【11.1.4】痙攣【11.1.5】遅発性ジスキネジア〔長期投与により,口周部等の不随意運動が現れ,投与中止後も持続することがある〕

投与期間制限

なし

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