基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】腸閉塞〔[8.1,9.1.1,11.1.1参照]〕

効能・効果

次の患者における高リン血症の改善/透析中の慢性腎不全患者。

用法・用量

1回1~2g,1日3回食直前経口投与。年齢・症状・血清リン濃度の程度により適宜増減。1日最高9g。

用法・用量に関連する使用上の注意

沈降炭酸カルシウムを使用していない場合:血清リン濃度が8.0mg/dL未満1回1g,8.0mg/dL以上1回2gから開始。沈降炭酸カルシウムから切り替える場合:沈降炭酸カルシウムの投与量が1日3g未満は1回1g,1日3g以上は1回2gから開始。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】腸管穿孔(0.1%),腸閉塞(0.2%)〔腸管穿孔,腸閉塞の病態を疑わせる高度の便秘,持続する腹痛,嘔吐等の異常が認められた場合には速やかに投与中止。腹部の診察や画像検査(単純X線,超音波,CT等)を実施。[2.2,8.1,9.1.1-9.1.3参照]〕【11.1.2】憩室炎,虚血性腸炎〔憩室炎,虚血性腸炎の病態が進行し腸管穿孔等の重篤な状態に至らぬよう,異常が認められた場合には投与中止。[9.1.2参照]〕【11.1.3】消化管出血(0.4%),消化管潰瘍(0.2%)〔吐血,下血及び胃,十二指腸,結腸,直腸等の潰瘍が発現。[9.1.5参照]〕【11.1.4】肝機能障害〔AST,ALT,γ-GTPの著しい上昇を伴う肝機能障害が発現〕【11.1.5】便秘・便秘増悪(25%),腹痛(3.4%),腹部膨満(9.6%)〔[8.1,9.1.5,9.1.6参照]〕

投与期間制限

なし

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