ラミシール
Lamisil

剤型一覧

  • ラミシール錠125mg

製造販売元

サンファーマ

一般的名称

テルビナフィン塩酸塩錠
英語:terbinafine hydrochloride

販売名 / 薬価

ラミシール錠125mg  / 60.3円

規格単位(薬価が適用される単位)

125mg1錠

基本情報
最終更新日時:2024年8月7日14時9分

警告

【1.1】重篤な肝障害(肝不全,肝炎,胆汁うっ滞,黄疸等)及び汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少が現れることがあり,死亡に至った例も報告されている。本剤を使用する場合には,投与前に肝機能検査及び血液検査を行い,本剤の投与中は随伴症状に注意し,定期的に肝機能検査及び血液検査を行うなど観察を十分に行う〔[2.1,2.2,8.1,8.2,9.3.1,9.3.2,11.1.1,11.1.2参照]〕【1.2】本剤の投与開始にあたっては,添付文書を熟読する

禁忌

【2.1】重篤な肝障害〔[1.1,8.1,9.3.1,11.1.1参照]〕【2.2】汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少等の血液障害〔[1.1,8.2,11.1.2参照]〕【2.3】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

<適応菌種>皮膚糸状菌(トリコフィトン属,ミクロスポルム属,エピデルモフィトン属),カンジダ属,スポロトリックス属,ホンセカエア属。<適応症>外用抗真菌剤では治療困難な深在性皮膚真菌症/白癬性肉芽腫,スポロトリコーシス,クロモミコーシス。外用抗真菌剤では治療困難な表在性皮膚真菌症/白癬(爪白癬,手白癬・足白癬<角質増殖型,趾間型で角化・浸軟の強い場合>,生毛部白癬<感染の部位・範囲より外用抗真菌剤を適用できない場合>,頭部白癬,ケルスス禿瘡,白癬性毛瘡,生毛部急性深在性白癬,硬毛部急性深在性白癬),カンジダ症(爪カンジダ症)。

用法・用量

1日1回125mg,食後経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】重篤な肝障害(肝不全,肝炎,胆汁うっ滞,黄疸等)(0.01%)〔発疹,皮膚掻痒感,発熱,悪心・嘔吐,食欲不振,倦怠感等の随伴症状に注意。[1.1,2.1,8.1,9.3.1,9.3.2参照]〕【11.1.2】汎血球減少,無顆粒球症,血小板減少〔咽頭炎,発熱,リンパ節腫脹,紫斑,皮下出血等の随伴症状に注意。[1.1,2.2,8.2参照]〕【11.1.3】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),急性全身性発疹性膿疱症,紅皮症(剥脱性皮膚炎)【11.1.4】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK(CPK)上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇が認められた場合には投与中止〕【11.1.5】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等の症状が認められた場合には投与中止〕【11.1.6】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。投与中止。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕【11.1.7】亜急性皮膚エリテマトーデス

投与期間制限

なし

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